2. 2016年8月30日 13:51:28 : jL4UWE2YRo : JX73HDiIBpo[1]
台風10号 福島の一部が暴風域に 東北に上陸のおそれ
8月30日 13時27分 NHK
大型で強い台風10号は福島県の一部を暴風域に巻き込みながら北上を続け、夕方にも東北地方に上陸するおそれがあります。東北と北海道では大雨による土砂災害や川の増水、氾濫、それに暴風や高波、高潮に厳重な警戒が必要です。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風10号は30日午後1時には福島県いわき市の東南東80キロの海上を1時間に40キロとやや速度を速めながら北北西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の北東側190キロ以内と、南西側90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風は、福島県の一部を暴風域に巻き込みながら北上を続け、夕方にも東北地方に上陸するおそれがあります。
北日本では風が強まっていて、最大瞬間風速は宮城県の石巻市で午前11時40分ごろに29.5メートル、北海道函館市で午後1時すぎに25.4メートル、岩手県の大船渡市で正午前に23.6メートルを観測しました。
雨も強まり、午後1時までの1時間には▽宮城県の丸森町筆甫で30ミリの激しい雨が降ったほか、福島市の鷲倉で29.5ミリの強い雨が降りました。
福島県と宮城県、岩手県、山形県、それに北海道ではこれまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
東北や北海道では31日にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降ると予想され、局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
31日の昼までに降る雨の量はいずれも多いところで東北で250ミリ、北海道で200ミリと予想され、いずれも平年の8月1か月分の雨量を超える記録的な大雨となるおそれがあります。
台風の接近に伴って風も急に強まる見込みで、31日にかけての最大風速は、東北で35メートル、北海道で30メートルと猛烈な風が吹くほか、関東でも海上を中心に23メートルと非常に強い風が吹き、最大瞬間風速は35メートルから50メートルに達すると予想されています。
波の高さは東北では10メートルと猛烈なしけとなるほか、北海道と関東では8メートルの大しけとなる見込みです。
今は大潮の時期に当たり、東北の太平洋側ではこれから31日の未明にかけて、高潮のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波、高潮に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
仙台でも雨が強まってきました。
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/588.html#c2