3. 2016年10月12日 20:34:07 : iM2gV6kcfE : J2@e5Ks6c0o[1]
<南スーダンPKO>新任務、11月に判断…政府先送り
毎日新聞 10月12日(水)20時31分配信
政府は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊施設部隊に「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」の任務を付与するかどうかを、11月に判断する方針を固めた。今月末までの派遣期間を延長する際に、新任務付与を閣議決定することを検討したが、部隊の訓練状況や、国会審議への影響を考慮して先送りした。
政府は来週にも、派遣期間を今月末までから来年3月まで延長する実施計画変更を閣議決定する。新任務を付与する場合は、南スーダンへの交代部隊の派遣が始まる11月中旬までに実施計画を改めて変更する。
交代部隊は9月14日から駆け付け警護と宿営地の共同防護の実動訓練を始めている。稲田朋美防衛相は隊員の習熟度を確認するため、今月23日にも部隊訓練を視察する予定。現地の治安情勢などを見極めて付与の可否を最終判断する。
今国会では、南スーダンの治安悪化や隊員のリスクを野党が追及し、稲田氏が答弁に窮する場面が目立つ。政府が新任務の付与を急げば、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案をはじめ今後の審議日程に影響するとの見方も出ていた。【村尾哲】