40. 2016年3月03日 12:19:29 : JGruRkWWvw : HV1bNkQq6A0[1]
参院選で改憲勢力が3分の2以上取れれば憲法改正の可能性は出てくる。
2016.2.22 11:37
【産経・FNN世論調査】
安倍内閣支持48・1%で横ばい 相次ぐ不祥事の影響は限定的
http://www.sankei.com/politics/news/160222/plt1602220010-n1.html
憲法改正に関し、「現在の憲法が今の時代に合っていない」との回答が54・9%で、参院選で投票先を決める際の判断材料にする人も68・7%に上った。ただ、参院選の結果、改憲勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を確保する方がよいかについては「思わない」が49・8%で、「思う」の40・9%を上回った。
2016.2.22 18:00
【産経・FNN世論調査】
世論調査 主な質問と回答(2月)
http://www.sankei.com/politics/news/160222/plt1602220028-n1.html
【問】今年夏の参院選について
《参院選の結果、憲法改正を目指す勢力が参院で憲法改正の発議が可能となる3分の2以上の議席を確保するほうがよいと思うか》
思う40.9 思わない49.8 他9.3
【問】今年夏の参院選で投票する政党や候補を決める際、次に挙げることを判断材料にしようと思うか
《憲法改正》
思う68.7 思わない25.8 他5.5
【問】政治や社会情勢に関して
《現在の憲法は今の時代に合っていると思うか》
思う33.2 思わない54.9 他11.9
自民党内の憲法改正慎重論に対しては「そういう人は自民党から(参院選に)出馬しなければいい。自民党が議論をリードしないといけない」(自民党幹部)との不満が根強い。
そうだ、そうだ。
首相「在任中に改憲」 平成30年9月めど 参院予算委で明言
安倍晋三首相は2016年3月2日の参院予算委員会で、憲法改正について「在任中に成し遂げたい」と明言した。夏の参院選で改憲を争点に掲げ、任期延長がなければ、自民党総裁としての任期が切れる平成30年9月までに実現したい意向だ。首相自身が憲法改正に関して発信を強め、議論を牽引することで、世論を喚起したい思惑もありそうだ。
首相は参院予算委で、改憲の国会発議には衆参両院ともに3分の2以上の勢力確保が必要だと指摘し、「自民党だけで3分の2を獲得するのは、ほぼ不可能に近い。与党、さらには他党の協力を頂かなければ難しい」と語った。改憲に前向きなおおさか維新の会などとの連携が念頭にある。
具体的な改憲項目については「(衆参両院の)憲法審査会で議論していただく」と述べるにとどめ、各党の協議に委ねる考えを示した。民主党の大塚耕平氏の質問に答えた。
ただ、首相は自民党が優先項目と位置付ける「緊急事態条項」の創設を念頭に置いているとみられる。同条項は、大災害や他国による武力攻撃の際、首相の権限強化を柱とし、同党の改憲草案にも盛り込まれている。
2016.3.2 14:36
【参院予算委】
安倍首相「憲法改正、在任中になしとげたい」
http://www.sankei.com/politics/news/160302/plt1603020028-n1.html
報道陣の質問に答える安倍晋三首相=1日午後、国会内(斎藤良雄撮影)
安倍晋三首相は2日の参院予算委員会で、夏の参院選に掲げる憲法改正について「在任中に成し遂げたいと考えている」と述べ、重ねて意欲を示した。憲法改正の発議には衆参両院で3分の2以上が必要であることを踏まえ「わが党だけで獲得することはほぼ不可能に近い。自民党だけでなく、与党、さらには他の党の協力もなければ難しい」とも語った。
2016.3.3 00:33
安倍首相、憲法改正へ国民的な機運喚起を狙う 「在任中に成し遂げたい」、衆参同日選を視野に野党牽制
http://www.sankei.com/politics/news/160303/plt1603030001-n1.html
参院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=2日午後、国会・参院第1委員会室
(斎藤良雄撮影)
安倍晋三首相が2日の参院予算委員会で、憲法改正について「在任中に成し遂げたい」と明言したのは、国民的な機運が熟すよう関心を喚起する狙いがある。しかも、夏の参院選を前に党内に広がる慎重論にクギを刺すとともに、憲法改正に関するスタンスが定まらない民主党を牽制した格好で、「衆参同日選を視野に入れた発言だ」(与党筋)との観測も広がっている。
首相は予算委で、自民党総裁任期中(平成30年9月まで)の憲法改正に意欲を示し、「自民党は立党当初から党是として憲法改正を掲げている。党総裁として目指したい」と強調した。憲法改正は首相の悲願で、今年1月の年頭記者会見でも「参院選でしっかりと訴えていく。国民的な議論を深めていきたい」と語っていた。
ただ、自民党は今月13日の党大会で決定する28年の運動方針で、憲法改正について「参院選での訴えを通じ、国民的な議論と理解を深める」(原案)としていた表現から、最終的に「参院選での訴えを通じ」の部分を削除した。緊急事態条項や環境権の創設といった具体的な改憲項目にも触れていない。
関係者によると、憲法改正が参院選の争点になれば他の重要な争点が埋没しかねないなどと参院側に慎重姿勢が強く、連立を組む公明党が争点化に反発していることなどにも配慮して修正したという。「急がば回れ」戦術というわけだ。
しかし、回り道をしすぎれば改憲のタイミングを逃しかねない。党内の慎重論に対しては「そういう人は自民党から出馬しなければいい。自民党が議論をリードしないといけない」(幹部)との不満が根強い。
一方、民主党は「安倍首相は参院選で3分の2を確保すれば必ず憲法を改正する」(岡田克也代表)と繰り返し強調。参院選で「改憲勢力」の議席を3分の2未満に抑えることを目標に掲げ、共産党などとの「野党共闘」を進めている。
そうした中での首相の踏み込んだ発言は、「想定問答に入ってなかった」(官邸筋)という狙い澄ました“アドリブ”答弁だった。首相は2日夜に都内で開かれた自民党額賀派のパーティーであいさつし、参院選に向けて民主党などとの対決姿勢を鮮明にした。
「風雪に耐えた自民、公明の連立与党と、現在協力する民主、共産両党との対決になっている。決して負けるわけにはいかない」
*憲法改正をめぐる最近の安倍晋三首相発言
・憲法改正については、これまでと同様、参院選でしっかりと訴えていく。国民的な議論を深めていきたい。(2016年1月4日の年頭記者会見)
・おおさか維新の会など改憲に前向きな党もある。未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成していきたい。(2016年1月10日のNHK番組)
・国のかたちを決める憲法改正。私たち国会議員は正々堂々と議論し逃げることなく答えを出していく。その責任を果たしていこう。(2016年1月22日の施政方針演説)
・(憲法9条について)7割の憲法学者が自衛隊について憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないか、という考え方もある。(2016年2月3日の衆院予算委員会)
・(緊急事態条項について)緊急時において、国家の役割を憲法に位置づけることは極めて重く、大切な課題だ。(2016年2月4日の衆院予算委員会)
・日本国民の命を守り抜いていくために必要な国際法上持っている権利は行使できるとの考えの下に、自民党草案を示している。どの条文から改正していくかは、3分の2が可能となったものから取り組んでいきたい。(2016年3月1日の衆院予算委員会)
・在任中に成し遂げたい(2016年3月2日の衆院予算委員会)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/232.html#c40