15. 低所得症候群[92] kuGPipO@j8eM84xR 2016年9月19日 23:00:56 : dKhlJv5QzY : Gj9uToSjhH4[1]
このスレ、いつの間にかトンデモスレになっているのを知り、またか という感じで疲れます。
>7殿
翻訳に誤訳はつきものだが、貴殿のは誤訳というより作文に近いのではないでしょうか。
原文を虚心坦懐に読み返してみて下さい。
間違いなくはっきり言えることは、オースティン・スミス教授は小保方女史を評価している(理研のやり方に懐疑的)ということです。
(参考まで拙訳を原文対照方式で下に添付します。誤訳混じりは覚悟していますが、原文に忠実に訳したつもりです。ご批判あれば承ります。)
【英ケンブリッジ大のオースティン・スミス教授のレビュー】(試訳)
In this paper Dr Aizawa reports the outcome of attempts to reproduce the claim that exposure to low pH can convert splenocytes into pluripotent cells, so-called STAP cells, that are capable of colonising the mouse embryo.
この論文において、相沢博士は、低pHへの暴露によって脾細胞がマウス胚をコロニー形成し得る多能性細胞、すなわちSTAP細胞に変えることができるという主張を再現する検証試験の結果を報告している。
Although the two STAP papers have now been retracted acknowledging multiple errors and misconduct, the retraction notice does not state that the results are irreproducible but only says “we are unable to say without doubt whether the STAP-SC phenomenon is real”.
STAP論文は数箇所の間違い及び不正を認める形で現在2本とも撤回されたままであるが、撤回通知では、STAP論文に示される諸結果が再現不可能であるとは述べられておらず、単に「STAP幹細胞現象が真実かどうかをいかなる疑念も差し挟まずに語ることは現在困難」と述べられているだけである。
This study is therefore a valuable service to the community.
それ故にこそ、この研究は我々研究仲間にとって価値あるものとなっている。
It is unfortunate that Ms Obokata cannot be contacted.
小保方女史と連絡を取れないのは残念である。
It would be desirable if she confirmed her agreement with the findings.
もし彼女が今回の検証結果に合意する旨を確言したのだとすれば、それは望ましいことではあろう。
However, I do not think there is any requirement for her to be a co-author because she carried out the work under the explicit direction and supervision of Dr Aizawa.
しかしながら、私は、小保方女史が共著者として名を連ねる必要性は一切ないと考えている。なぜなら、彼女はこの作業を相沢博士の明確な指示と監督下において行ったのであるから。
The study design, results and interpretation are clearly presented.
この研究の設計および結果と解釈は明瞭に提示されている。
Putative STAP cell aggregates, as defined by Ms Obokata on the basis of fluorescence and/or morphology, were obtained.
STAP細胞の凝集体とみられるものが、蛍光性及び形態学的基準で小保方女史によって定義付けされた通りに得られた。
In a comprehensive series of micro-injections these cells were introduced into morulae or early blastocysts then transferred to recipient mice.
これらの細胞は一連の包括的なミクロ注入でまず桑実胚乃至初期の胚盤胞の中に導入され、それから受容体マウスへと移し置かれた。
No contribution was detected in 591 recovered embryos inspected for expression of a constitutive GFP reporter.
検査された591個の回復胚の中に、構成性のGFP遺伝子の発現を示す証拠となるものは検出されなかった。
Therefore the findings reported in the STAP papers cannot be reproduced using “STAP” cells generated by Ms Obokata in supervised conditions.
このようなわけで、(相沢博士により)監督されたときの条件下では、小保方女史が生成した“STAP”細胞を用いてSTAP論文で報告されたような研究結果を再現することはできないのである。
This is a helpful clarification for the field.
この分野にとって、このことが明確化されたことは有用である。
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/410.html#c15