1. 2016年7月11日 14:15:12 : xUN8TbPFU2 : Gfy0XnfFduc[1]
公明支持層24%、1人区野党候補に 朝日出口調査
2016年7月11日07時38分 朝日新聞
32の1人区で野党の選挙協力は実を結んだのか。朝日新聞社の出口調査によると、回答者の支持政党別の選挙区投票先はグラフのようになっている。
野党4党の支持層が野党統一候補に投票した割合は、民進90%、共産84%、社民83%、生活79%といずれも高率を示した。協力は一部では成功し、11選挙区で当選したが、21選挙区で自民候補に及ばなかった。
32選挙区を合算した自民支持率は47%、公明支持率は5%で、与党が過半数。野党は単に4党支持層を固めるだけでは足りず、当選に結びつけるには補強材料が必要だった。今回、二つの要素が見えた。無党派層の票をどれだけ集めるか。それに加えて、自民と選挙協力をしているはずの公明支持層の票がいかに流れたか、だった。
グラフのように、公明支持層の24%、無党派層の56%が野党統一候補に投票している。前回参院選では、1人区で民主、維新、みんな、共産、生活、社民の6党の候補に投票したのは公明支持層の15%、無党派層の38%にとどまっていたが、今回はともに大きく伸びた。野党共闘の、思わぬ副産物といえる。
野党統一候補が当選したケースでは、その副産物の姿がはっきり見える。山形では、公明支持層の38%、無党派層の79%が野党統一候補に投票。沖縄選挙区でも、公明支持層の34%、無党派層の71%が野党共闘に「参入」した。
自民候補が当選した秋田でも、公明支持層の44%が野党統一候補に投票していた。自民にとって鉄板のような援軍だった公明支持層に変化があったのか。支持母体である創価学会のある幹部はこう話す。「公明には勝ってほしいけど、自民には勝ちすぎてほしくない、そんな気持ちなんだと思います」
◇
〈出口調査の方法〉 全国3660の投票所で、投票を終えた有権者に、投票した候補者や政党、ふだんの支持政党などをタブレット端末を用いて回答してもらった。有効回答は18万2646人。グラフ中の%の数字は、小数点以下を四捨五入した。(峰久和哲)
http://www.asahi.com/articles/ASJ757G0DJ75UTFK014.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/338.html#c1