16. 2016年6月08日 00:13:45 : tvkJnhdbNI : Gau6cJ0hqP8[1]
土壌の放射性物質 蔵王などで上昇も
2016年3月15日10時01分
最高1キロあたり670ベクレル
山形大学と県は14日、県内30地点で実施した土壌中の放射性物質調査の結果を
公表した。最高値は山形市蔵王温泉で、1キログラムあたり670ベクレルの
放射性セシウムが検出された。県は「健康には影響ない数値」としているが、
村山地区では昨年度よりも濃度の平均値が上昇した。
東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の影響を確認するのが目的で、
2012年度から始めた。各地の地表から深さ5センチまでのセシウム134
(半減期2年)とセシウム137(同30年)の濃度を測定し、数値を合計する。
平均濃度は村山地区が193ベクレルと最も高く、置賜地区は81ベクレル、
最上地区が26ベクレル、庄内地区ではほとんど検出されなかった。
置賜、最上、庄内が軒並み低下、あるいは横ばいだったのに対して、村山地区は、
計測した16地点中8地点で昨年度より上昇し、平均値も昨年度の180ベクレル
よりも上がった。
全体で最高値の山形市蔵王温泉が昨年度の342ベクレルから670ベクレルと
なったほか、山形市の山形中央高校グラウンドが昨年度の42ベクレルから
103ベクレルに、寒河江市の寒河江高校総合運動場が、同様に40ベクレルから
125ベクレルとなるなど、大幅に上昇した場所もある。
数値上昇の理由について、土壌を分析した山形大の桜井敬久・客員教授は
「グラウンドの土がかくはんされたり、雪解け水がたまったりするなど、場所それぞれ
の要因が考えられ、特定は難しい」としている。調査地点と数値は県のホームページ
で公表している。(米沢信義)
朝日新聞より引用
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/781.html#c16