1. 2016年3月13日 18:27:20 : IoDEomhYWg : GWd8XufnVDY[1]
どんなに不都合であっても、エルドアン大統領を次の選挙までは、現在の地位にとどめておくしかないのであろう。
EUにとっては、どうか知らぬが、NATOにとっては、シリアでのロシアの影響力の増大とイランの復帰で、トルコはますます重要な地位を占めてしまった。
トルコで軍事クーデターで彼を追い払ったとして、NATOの品格が下がるだけであろうから、US,NATOとしては、画策すれば可能だろうが、しない、できない。
かくして、現状のトルコ情勢をかかえこんで待つのみであろう、トルコがUS,NATOの影響から大きく逸脱するような選挙結果にはならないでしょうから。
ここでわかることは、サウジとトルコがシリアへ地上軍を派遣するなんぞというのは鼻から無理筋であったということであろう。
達磨さん状態のトルコと同じように国内情勢が不安定なサウジの真ん中に代理戦争を戦うシリアが位置し、代理戦争の仕掛人との外交的な駆け引きがなされるのであろうが、制空権を握っているアサド現政権の軍事力の前には無益な事と予想する。