4. 2016年8月03日 22:38:35 : YP1kc8DpkY : Fp7k2J1nLzc[1]
この発射は事前に分かっていたのか、またどのような対応を取ったのか知りたいものである。
これまで政府は発射を事前に察知していた場合、迎撃ミサイルPAC3を配備したと大々的に発表し、いかにもミサイル防御態勢ができているような報道をメディアに発信させてきていた。
今回は察知できていなかったのではないかと考えられる。ミサイルがもっと飛んで、約50基の原発や下北の使用済核燃料貯蔵所を直撃していた可能性もある。日本の国防はどうなっているのだ!
政府は中国や北朝鮮の何百発のミサイルが日本に照準を合わせている、北が核弾頭装備に成功したら脅威などといって、軍備拡大や米との集団的自衛行動の必要性を煽ってきた。昨年7月29日の国会で、この煽りを逆手に取って「原発にミサイルが当った場合の被害想定と対策はできているのか」山本太郎議員が尋ねたら、原子力規制委の田中委員長は想定していないと答え紛糾した。翌日の大手新聞は、この件を全く報じていない。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/189/0192/main.html
国会議事録 平成27年7月29日を選択
実は政府外務省は、既に1984年に原発が攻撃された場合、急性放射能障害で1万8千人が死亡など想定を行っている。2011年7月31日の朝日新聞の一面トップで報じている。
確かに迎撃態勢を事前に十分整えていた場合、迎撃ミサイルでミサイルを落とせるかもしれないが、同時に何十発ものミサイルには対処できない。ましてや移動式発射台から夜間に準備し、夜明けと共に発射されるような場合は、戦域高高度防衛ミサイルTHAADであっても手上げだと考えられる。
この事実を知られたくないから、国会でポイントを突いた質問に政府は答えようとしない、あるいは答えられないのではないかと考える。
http://www.asyura2.com/16/warb18/msg/363.html#c4