2. 2016年9月13日 09:39:31 : 7P3Z42Fg1u : FJtkI4tEzvA[1]
>石原、猪瀬、舛添の3代の知事時代には、こうした改革には、まったく手が付けられなかった。猪瀬氏は、ここに手を付けようとしていたが、その矢先に辞任に追い込まれてしまった。この点も、小池氏への期待は大きい。
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辞任に追い込まれてしまったという表現はまるで猪瀬が嵌められたとでも言いたげだが、猪瀬が釈明した徳州会ら借りていただけだとしても例の5千万円の札束がバッグに入る入らないのやりとりから見て取れる猪瀬の大ポカを、不可解にも辞任に追い込まれたと庇うのは筋が違いやしないか?
猪瀬にも言い分はあるだろうが、石原時代に動きだし建設にGoサインを出したのも石原で猪瀬は副知事の要職にあり、石原が退いて後に就いた猪瀬も基本的に豊洲移転に異論を挟まず、建設中に数々の問題が見つかって建設が一時延期となっても建設自体の中止については一言も言及していない。
つまり猪瀬は石原の路線をただ踏襲しただけで、今起きている問題では建設計画に大いにかかわった石原と猪瀬の責任については一言も言及されていない。
小池百合子は叩けば埃どころか、いろいろなモノが落ちてくると言われるほどの人物。
攻撃は最大の防御でマスコミ都民が小池のやることなすことを正義だと味方についてくれているうちは、前任の都知事たちの大ポカの負の遺産にメスを入れることで自分を守れるわけだ。
小池にとってはひとつの賭けで、今のところは小池の圧倒的な攻勢に都議会都庁はなす術もなく火の粉が降ってこないようダンマリを決め込んでいるが、小池が決定的な決断を示さなくてはならない事態で反転攻勢に出ることは目に見えている。
豊洲移転もオリンピックもいずれかを中止したところで「虻蜂取らず」にしかならないことを誰もがわかっているからだ。
後は移転するだけまでに建設が進んでしまっており、オリンピックの引継ぎにもエビス顔で出席した小池にその決断ができるのか?
誰もがわかっていて、それでも決断しなくては都民が納得しないと言うなら小池は自民党員籍を抜いて、退路を断って一連の問題に手を入れるべきだった。
本籍自民党のままの都知事のパフォーマンスに易々と騙される都民については、マスコミの後押しもあるにせよ、度し難い愚民たちと言うほかないだろう。