8. 2016年9月18日 16:08:56 : 87CVH0AWG6 : FC5DUO_7Zv0[1]
権力を目指すというと欲深く捉えられるような印象を受けがちですが、民意を実現する為のんびり集団である政党であるならば、権力を取りに行く気概がなければどうしようもありませんね。政権交代を目指さない野党など何の魅力もありません。
三党合意というオレオレ詐欺に騙されて自ら権力を明け渡した野田が推した蓮舫が新代表になり、その新代表としての最初の判断が、推薦人である野田を幹事長という要職に就け、おまけに野党共闘否定派の細野を代表代行に就ける事。
この時点で本気で政権交代する気など更々無いのでしょうね。
民意を実現する為には政権交代が必要不可欠ですが、野党第一党である民進党が主体では我々国民が願う政権交代とはなりませんね。
前回選挙時から書いている事と同じになりますが、民意を実現する為には、この民進党主導では無い形での政権交代がどうしても必要なのだとやはり思います。これは超難易度が高い実現不可能な目標に感じますが、それしか国民が納得出来る形での政治は実現しない。
共産党小池氏はそれでも新代表に野党共闘を求めるという趣旨の発言をしていたかと思いますが、確かに他野党政治家としては選択肢としてそれしか打つ手が無い様に思えますので、その姿勢は間違いでは無いとは思います。
ですが、共産党との連携に対して基本的には否定派の細野、それに先の選挙時の発言で小沢一郎とどうしても協力体制を築けない野田。そしてその野田の傀儡である蓮舫。
この状況に国民は当然ながら気付きますので、表面上の野党共闘や、言葉だけで目指そうと唱えるだけの政権交代いう中身の無い野党共闘では、前回選挙時よりも更に国民の後押しの力学は減退していく事になるでしょう。
今後の選挙で、負けたら安倍政治、勝ったら勝ったで衣が蓮舫、中身が野田政治では国民が望む展望など描ける訳がありません。
更に、この望む展望が描けなくなった状況を鑑みて益々政治への関心を失い、国民の政治離れが懸念されますが、それは同時に安倍政治の更なるでしょうり加速、要はやりたい放題になる懸念も生じるという正に八方塞がりという状況。
数の論理での成功法が期待出来ない以上、ある程度ですが常識を打ち破る必要性を感じますがてなりません。基本的には今回の民進党の代表選の結果とその後の経過を経ても何らかのサプライズが起きての政界再編や新党結党などが行われない場合、基本的には共産、生活、社民の連携を後押しするしか無く、民進党に関してはこちらから求めるのでは無く、あくまでも最低限の政策協定を結ぶのであれば、積極的に支持はしないが協定ありきの連携を求めるのなら否定もしないというスタンスしかないのでは。
民進党主導でない形の政権交代を望むのであれば、前回選挙時と同じ意見になりますが、やはり国民が納得出来る野党共闘の旗印が必要だと思います。
その他大勢の数勘定ありきでは無く、先に国の舵取りを明確にしなければこの状況は中々打開出来ないと思えます。要は安倍総理が駄目であれば一体誰に舵取りをして欲しいのか。
ここが、明確に一致しない事には、自民党政治と対抗出来る訳もなく、それが無く野党共闘からの政権交代を準立てて目指しても、先の展望、要は安倍に成り代わる次期指導者の顔が見えないので、そこに希望が見出せず大きな流れにはなりませんね。
野党共闘、政権交代、何と無く野党第一党の民進党の代表に次期総理が代わるのかな、こんな程度の認識では巨大権力には勝てませんし、勝てる展望、その後の未来が想像出来なければ先の政権交代時の様な大きなうねりにはならないでしょうね。
その為には旗印と安倍に成り代わる名が必要かと思いますが、残念な事に野党第一党の党首の蓮舫では、衣の中身が野田という事が透けて見えておりますので、強い後押しにはならず、結果としてうねりにもならないと感じます。
それが誰であれ、民進党以外の政党の中から国民が舵取り役を選ばなければこの状況を打開する事は難しいかと思いますね。
55年体制の復活と言えば先の自民党政治と同じ印象を受けますが、安倍政治では多分55年も堪える事が出来ないかと思います。あらゆる面で55年は無理でしょう。