7. 2016年2月21日 10:55:15 : dod4f1vHT6 : EqEOh5iwwEQ[1]
世界には、自然条件によって、高線量地帯が存在する。
イランのラムサール、ケニアのモンバサ、フランスのロデーヴ、中国の陽江市などである。
個々の地域では、高線量の健康被害について、個々に調査が行われているが、限られた集団において、影響を認めるけれど、統計的に有意な結果を出すまでには至っていない。
そこで、ムソー教授(Timothy Mousseau)とモラー教授(Anders Møller)は、それらの中から46の個々の調査を選んで、メタ分析を行った。
メタ分析の結果は、高線量地帯の被曝による悪影響が、すなわち免疫学上の、または生理学上の、あるいは遺伝子変異における、あるいは疾病率における、悪影響が偶然である確率を超えて、認められた。
ムソー教授は、「これらのデータは、閾値が存在しないこと、どんなに低線量であっても、放射線被曝の影響は、統計学で評価できることに対する強力な証拠だ」と述べている。(インタビュー記事から引用)
>The effects of natural variation in background radioactivity on humans, animals and other organisms
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1469-185X.2012.00249.x/abstract
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/891.html#c7