1. 2016年3月19日 03:31:46 : EHuwwJgchI : DO7v7s_nfgU[1]
歴史的に見れば、民主主義社会の崩壊は「革命」ではなく
ファシズムの台頭を抑えられないことに起因する。
今の日本社会は資本主義市場経済であり、
まがりなりにも議会制民主主義が確立した中にある。
したがって、「革命」で王政や封建社会を打倒し、
資本主義市場経済&民主化の過程を経ずに
建国された いわゆる共産圏国家の課題よりも、
資本主義市場経済かつ議会制の社会から、
ファシズム政治が台頭し、議会制民主主義や立憲主義を
破壊してしまう課題について意識する必要がある。
この点、日本の共産党は、ドイツ共産党の失敗※に学びながら
今のところ「ファシズムの芽」を摘むことに
敏感に反応してたたかってるんじゃないだろうか。
※ドイツ共産党は、ナチスが急速に増長する中で、
当時与党だったドイツ社民党を攻撃し、
結果的にファシズム政治の台頭を許した。
ナチスが台頭した例のように、ファシズムの芽は
それを許すと民衆のルサンチマンを糧にあっという間に拡大する。
大阪維新や安倍政権など、
民主主義の手続きを無視するファッショ勢力の台頭阻止に関しては、
保守・革新といったイデオロギーで争っている場合でなく、
反安倍・反橋下で土着保守層と共闘する共産党の選択肢は
的確なものだと言える。
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/147.html#c1