2. 2016年5月06日 06:31:56 : moG0B9x9Wk : D7gXe@8tMII[1]
拉致問題の解決を難しくしたのは、「アベノ自民」が人権問題をナショナリズム化したから
http://carpenter.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1462483630/
欧米の場合、敵性国家によって自国民が人質に取られた際は、必ず秘密交渉で奪還を目指す。
あえてナショナリズム化したりはしない。
(ナショナリズム化は自国政権の求心力が増すメリットはあるが、同時に
相手政権の求心力も増して事態が長引くデメリットがある。)
自民党政権の場合は、不審船や国内にいる北朝鮮工作員の監視を行っていたにもかかわらず、
これを泳がせて拉致事件を大きくし、拉致事件が表面化すると、
今度はこれを逆手にとって政権求心力に利用しナショナリズム化した経緯がある。
実際、シンガンスら工作員を国内で泳がせてきたことからもわかるようにように、
自民党政権にとっては邦人被害者が出ようがどうでもよく、
それは北朝鮮との国交交渉を敬遠したいという意図から来ている。
あれだけ狂気の国「北朝鮮」だが、実は英独加豪をはじめ160カ国以上と国交があり、
各国はクーデター後も見越して着実にビジネスの種を撒いている。
日本は、韓国とは日韓基本条約で準賠償をやって国交回復しているものの、
北朝鮮に関してはStateとして認めておらず、
仮に国交交渉に入ると、韓国と同じく面倒な過程を経なければならない。
このように国際視点で見ると、自民党政権があえて北朝鮮工作員を泳がせ続け、それによって
拉致問題が大規模化しても、被害者奪還に欧米方式をとらず逆にナショナリズム化させた理由がよくわかる。
年金問題、少子化問題、財政問題、エネルギー問題、米軍撤退問題…と同じく、問題の先送りである。
自民党政権が解決してくれると信じて老いていく拉致被害者家族がかわいそうでならない。
参照:
宇出津事件 1977年9月19日拉致事件 wiki
この事件で石川県警察警備部は押収した乱数表から暗号の解読に成功したことが評価され、
1979年に警察庁長官賞を受賞している。この事実は長年秘匿事項とされ、
単に朝鮮半島に向けて不法に出国をした日本人がいたという小さな話題として報道された。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/580.html#c2