3. ピッコ[1113] g3ODYoNS 2016年8月14日 23:06:43 : zRDawPJFK6 : D2nw3Rx_C9Q[1]
先の広島訪問で、オバマ大統領が原爆資料館見学のために館内に滞在した時間は、わずか10数分間だったとか。 そのほとんどの時間を、ある原爆被災者の女性が折った折り鶴の展示の前で使い、案内人に質問とかしていたそうだ。 オバマ大統領は、あえて館内の惨たらしいものは見まいとしたのだろう。 オバマ大統領は、ノーベル平和賞を受賞した平和主義の世界のリーダーとして実績を積むために、広島訪問を行ったのである。 3年前の夏、来日したオリバー・ストーン監督が東京の日本外国特派員協会で行われた会見で「オバマは蛇のような男だ」とこき下ろしたそうだ。 さすが名作を撮ってきた映画監督だけあって、人間をよく見ている。 「日本人は情緒的」ということをよく知っている(聞かされた)オバマ大統領は「折り鶴を長いあいだ見つめた」ということで、情緒的な日本国民を魅了し(ダマし)、アメリカ国民に対しては、折り鶴以外は館内をほとんど見なかったということで、広島訪問に反対する人たちの胸を撫で下ろさせる効果があったはずだ。 つまり、オバマ大統領は、典型的な「いい子ぶりっこ」なのだ。 持ち前の演説の上手さと、この「いい子ぶりっこ」という性格が相まって、彼はここまで上り詰めることができた、と言うこともできる。 しかし、みんなにいい顔していたい「いい子ぶりっこ」は、カッコだけで、嫌われてもやり抜く強い意志も無ければ、行動力もない。 そんな、カッコだけで現実に目を向けられない人間が語る「平和」なんて、薄っぺらなものだ。 カッコいい言葉だけで、痛みや苦しみを直視しようとしない人間に、世界平和へ向けた実践的な行動を期待するのは土台無理なのだ。
広島でのオバマ演説「謝罪ない」
http://mainichi.jp/articles/20160814/k00/00m/030/095000c
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/266.html#c3