★阿修羅♪ > ASID2ごとのコメント > CZ@kLwXJlW8
 
g検索 CZ@kLwXJlW8
 
CZ@kLwXJlW8 全コメント
[政治・選挙・NHK205] 安倍官邸を苛立たせる、補欠選挙の「ある調査結果」 もしかして、政治の潮目が変わった?(現代ビジネス) 赤かぶ
35. 2016年4月27日 20:50:56 : a9yHJKxFpL : CZ@kLwXJlW8[1]
弱者の味方ではない民進党 2016年4月

消費増税については、民進党の岡田代表がこんなことを言っていました。「再延期なら公約違反で(首相は)辞任に値する」。

岡田の発言は、言い換えれば「首相は公約どおり増税をやれ」と言うに等しい。しかし、いま増税をしたらどうなる?ノーベル経済学賞の受賞者、スティグリッツもクルーグマンも、今や世界経済が減速している、なのに増税をすれば大変な事態になると警告している。

岡田も政治家の端くれなら、経済の現実を直視して、増税延期を正面切って主張すべきじゃないか。

立憲主義とか”戦争”法(安保法制)廃止とか、公約実行などと言っている形式倫理優先論者の連中は、結果を問わないんですよ。結果責任に立って物事を考えない。

前から不思議なんだけど、欧米の左派政党や政治家は、労働者や社会的弱者の味方を標榜する。例えば、いまアメリカ大統領選に出ているサンダースもそうだね。まあこのサンダースだって、ヒラリーがウォール街から巨額の資金を得ていると批判しているけど、自分も以前の上院選挙の時にウォール街から選挙資金をゴッソリ貰っているから、社会的弱者の味方なんて嘘っぱちなんだけど(笑)。

2015年、トマ・ピケティが来日した際、民主党の岡田が会談した。ピケティは岡田の消費増税推進論に驚いて、「あの人は本当に左派政党の人ですか」と記者に質問したそうだ。だって、増税で最も割を喰うのは社会的弱者だからね。今回、スティグリッツに岡田ら民進党議員が会って、彼らの緊縮財政論に呆れて目を白黒させていたというんだな。デフレ脱却を目指している時に増税・緊縮財政をやればどうなる?

アベノミクスが停滞したかに見えるのは、世界的な経済減速の影響が大きい。いうなら外的要因で、安倍首相の施策のせいじゃない。それでもアベノミクスの成果は上がっている。国の経済指標は株価、GDP、失業率の3つで計られる。

株価は民主党政権の末期に比べて2倍、GDPは21兆円の増加で、国債の発行を10兆円減らしている。失業率といえば今や3.2%で、人手不足が叫ばれている。民主党政権では考えられなかったような事態だ。当時は大卒の2割、高卒の4割が就職できない。就職氷河期と言われた。何をもってアベノミクスは失敗だと言えるのか。

国会のやり取りでは、「実質賃金が下がっている」と言って安倍首相を責める。実質賃金は名目賃金から物価の上昇分を引いたものを言う。安倍政権は年率2%の物価上昇を試みている。生鮮食品を除く物価上昇は1.4%だ。原油の劇的な値下がりがなければ、もっと上昇したはずだ。

つまりデフレ脱却は緒につき、物価は上昇している。名目賃金から引き算する額(物価)が増えれば、実質賃金が下がるのは当然だ。だけど名目賃金は3年連続で上がっているんだ。民主党時代に上がったかい?

それに2015年度の労働力調査で、雇用者数が過去3年で130万人増えている。過去3年とは、安倍政権になってからだ。民主党政権は、逆に失業者を30万人増やした。民主党議員の集まりに招かれた高橋洋一がこの事実をグラフで示したところ、民主党議員らは何と言ったと思う?「そういうグラフは見たくない」だってさ(笑)。

見えないものはない、か(笑)。

欧米では、中央銀行総裁が問われるのは失業率だ。失業率が上がれば金融政策の失敗だとして、お前はクビだとなる。白川方明(まさあき)までの日銀総裁は失業率なんぞどこ吹く風で、ひたすら物価上昇を抑えにかかった。安倍首相が白川のクビを斬って異次元の金融緩和に出たのは、逆転の発想からだよ。

物価が上がれば、企業の収益は増えて失業率は下がる。反比例の相関関係にある。至極当然の施策をやってのけた。結果は3.2%の失業率で、ほとんど完全雇用に近い。それを示すグラフを「見たくない」という民主党のガラクタ議員どもに、「アベノミクスは失敗だ」などと言う資格はない!

http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/157.html#c35

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > ASID2ごとのコメント > CZ@kLwXJlW8  g検索 CZ@kLwXJlW8

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。