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[原発・フッ素34] 検出限界を下げれば、すべて出る、さかな君。(原発はいますぐ廃止せよ)  赤かぶ
10. 2016年2月29日 12:39:58 : hWBz7yRqYM : CLkQl3iG4Rw[1]
そんなに心配する必要はない。

心配し過ぎるとストレスが増えて、かえって体に悪い。

ストロンチウム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0

同位体[編集]
詳細は「ストロンチウムの同位体」および「ストロンチウム90」を参照
ウランの核分裂生成物など、人工的に作られる代表的な物質放射性同位体としてヨウ素131、セシウム137と共にストロンチウム90 (90Sr) がある。ストロンチウム90は、半減期が28.8年でベータ崩壊を起こして、イットリウム90に変わる。原子力電池の放射線エネルギー源として使われる。体内に入ると電子配置・半径が似ているため、骨の中のカルシウムと置き換わって体内に蓄積し長期間にわたって放射線を出し続ける。このため大変危険であるが、揮発性化合物を作りにくく[3]原発事故で放出される量はセシウム137と比較すると少ない。

骨に吸収されやすいという性質を生かして、別の放射性同位体であるストロンチウム89は骨腫瘍の治療に用いられる。ストロンチウム89の半減期は50.52日と短く比較的短期間で崩壊するため、短期間に強力な放射線を患部に直接照射させることができる。

生体に対する影響[編集]
ストロンチウム90は骨に蓄積されることで生物学的半減期が長くなる(長年、体内にとどまる)ため、実効線量係数 (Sv/Bq) は高くなり 2.8 × 10-8 である。そのため、ストロンチウム90は、ベータ線を放出する放射性物質のなかでも人体に対する危険が大きいとされている[3]。例えば、経口で1万Bqのストロンチウム90を摂取した時の実効線量は0.28 mSvである[3]。

家畜への蓄積[編集]
1957年から北海道で行われた調査では、1960年代から1970年代に北海道のウシやウマの骨に蓄積されていた放射性ストロンチウム (90Sr) は2,000-4,000 mBq/gを記録していたが、大気圏内核実験の禁止後は次第に減少し、現在では100 mBq以下程度まで減少している。また、ウシとウマではウマの方がより高濃度で蓄積をしていて加齢と蓄積量には相関関係があるとしている。屋外の牧草を直接食べるウシとウマは、放射能汚染をトレースするための良い生物指標となる[4]。

放射性ストロンチウムの体外排泄[編集]
1960年代、米ソを中心に大気圏内の核実験が盛んに行われた。これに伴い、体内に取り込まれた放射性物質の除去剤や排泄促進法に関する研究も数多く行われている。放射性ストロンチウムは生体内ではカルシウムと同じような挙動をとる。IAEA(国際原子力機関)は放射性ストロンチウムを大量に摂取した場合、アルギン酸の投与を考慮するように勧告している[5]。アルギン酸は褐藻類の細胞間を充填する粘質多糖で、カルシウムよりもストロンチウムに対する親和性が高いことが知られている。ヒトにアルギン酸を経口投与してから放射性ストロンチウムを投与すると、投与していない場合と比べて体内残留量が約1/8になることが報告されている[6][7]。また動物実験でも同様の効果があることが確かめられている[8]。

2016.2.28 08:38
【福島第1原発事故 5年目の真実(5)】
「本当に子供を守れているのか」被曝を恐れ逃避
http://www.sankei.com/affairs/news/160228/afr1602280008-n1.html

福島の甲状腺がん 38万人を検査
http://www.sankei.com/affairs/photos/160228/afr1602280008-p1.html
事故時に18歳以下の子供が対象で、昨年12月時点で167人をがん(疑いを含む)と診断
事故の影響が考えにくい理由
・大半の被曝線量が5ミリシーベルトと低い
・地理的分布との相関が認められない
・過剰診断で危険のないがんまで発見
・ヨウ素が豊富な海藻をよく食べている

回復に向かう漁業
http://www.sankei.com/affairs/photos/160228/afr1602280008-p2.html
福島県沖ではセシウム濃度が基準値を超える魚はゼロに。試験操業の対象は70種を超えた

 「(政府は)原発の火災や爆発の恐れについて、十分なリスクシナリオを公開していたとはいえない。潜在的な信頼欠如は否定できなかった」

 健康食品などのネット販売を手がけるケンコーコムの社長だった後藤玄利氏は、東京電力福島第1原発事故から約2週間後の3月下旬、東京の本社を福岡市に移転することを決めた。5月に社員の約3分の1と本社機能の一部を移転し、平成26年には本社を完全移転した。

 関西などへ避難した外資系企業の多くは23年4月以降、首都圏に本社機能を戻した。計画停電による電力不足や交通の乱れが改善したことに加え、“放射能汚染”の不安が解消されたためだ。

 ただ、目に見えない放射線への不安は、その後の企業活動に制約となった。森永乳業や流通大手のイオンは自社製品や自主企画商品を独自に検査。自動車メーカーも自主的に車両の放射線量を測定した。大手自動車メーカー首脳は「海外では『日本製はすべて放射能で汚染されている』という前提だった。コストはかかったが、データを取り、信頼を回復するしかなかった」と話す。

×  ×  ×

 被曝(ひばく)への不安から、母親が子供を連れて遠隔地へ逃避するケースもあった。沖縄県や北海道、東南アジアやアフリカに移住した人もいる。調査した筑波大の徳田克己教授は「(放射線量が低い)関東などに住む母子が大半だったことに驚いた」と明かす。

夫や親の猛反対を押し切り、できるだけ遠くへ逃げる過剰な行動。相談に乗ろうとしても、家族に居場所が伝わり、連れ戻されることを恐れてか、なかなか口を開かなかったという。離婚した例もある。

 母親を動かしたのは子供を守るという強い信念だった。だが逃げ惑い、身寄りのない土地で暮らすことで精神的、経済的に不安定に。子供は地域になじめず、不登校に陥った。

 今では消息を確認できなくなった母子も多い。「どうしているか心配だ。彼らも原発事故の被害者で支援が必要。一方で『本当に子供を守れているのか、もっと考えて』と伝えたい」と徳田氏は話す。

×  ×  ×

 放射線は、それほど危険なレベルだったのか。

 原発事故では、飛散した放射性ヨウ素を甲状腺に取り込むことで発症する子供のがんが懸念される。このため福島県は18歳以下の38万人を対象に検診を実施。167人を甲状腺がん(疑いを含む)と診断したが、「事故の影響は考えにくい」との見解を示した。

 県検討委座長の星北斗・福島県医師会副会長は「地理的分布と放射性物質の汚染に有意な相関が認められないことが根拠の一つ」と話す。がんは原発周辺の市町村で特に多いわけではなかったのだ。

 ■飛散セシウム、表層土に固定

 ■農水産物、世界一厳しい基準をクリア

 ヨウ素を豊富に含む昆布やワカメなどをよく食べる日本人の食生活も幸いしたという。普段から甲状腺がヨウ素で満たされ、事故由来の放射性ヨウ素が入り込みにくい側面があった。

 一般に子供の甲状腺がんは100万人当たり1〜3人とされ、福島の発生率は大幅に高いように見える。しかし、国立がん研究センターの津金昌一郎・社会と健康研究センター長は「放射線の影響よりも過剰診断による多発の可能性が高い」とみる。

 甲状腺がんは進行が遅く、治療が不要なケースも多い。厳密すぎる検査をした結果、治療が不要なものや、通常は見つからない小さながんまで症例として報告されたためという。

 社会に過剰な不安が広がった背景には、甲状腺がんが急増した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響もある。当時は事故から25年という節目の年で、被曝(ひばく)者の来日や出版物の刊行などで関心が高まっていた。

 放射線防護に詳しい札幌医科大の高田純教授は震災直後、福島第1原発に近い浪江町民40人の甲状腺被曝量を調査。結果は平均5・1ミリシーベルトで、チェルノブイリ周辺のゴメリ州のわずか千分の1だった。

ゴメリ州では10万人当たり13人の甲状腺がんが発生。福島県民200万人が仮に浪江町と同じ被曝量だったとしても患者は1人に満たない計算になる。高田氏は「福島で事故の影響による甲状腺がんは発生するはずがない」と断言する。

 福島県の放射線量は確実に減っている。原発から半径80キロ圏の線量を航空機で測定した結果、昨年9月は平成23年11月と比べ65%減少していた。特に原発の北西に広がっていた毎時19マイクロシーベルト超の地域は大幅に減った。

×  ×  ×

 野菜と果物からは25年度以降、1キロ当たり100ベクレルの基準値を超える放射性セシウムは検出されていない。東京大の田野井慶太朗准教授は「当初は飛散したセシウムが葉や茎から吸収されたが、その後は吸収が止まったため」と理由を説明する。

 福島の土壌はセシウムをがっちり吸着する性質の雲母質の粘土が多く、飛散したセシウムは約3カ月後には表層土壌に固定されて動かなくなった。大量に使われるカリウムの肥料も、セシウム吸収を阻む一因だ。

 福島県で生産されるコメは年間約1千万袋。全袋を検査してきたが、基準値超は着実に減っており、27年産はゼロだった。年間50億円を超える検査費用がかかっているが、福島大の小山良太教授は「科学的なデータの蓄積は風評被害への反証になる。検査の継続は大きな意義がある」と指摘する。

一方、汚染が深刻なのは森林だ。セシウムを浴びた葉が腐葉土となって地面に積もり、天然のキノコや山菜のほか、土の中の虫を食べるイノシシなどの野生動物も高線量が続く。土壌からしみ出た水は、河川に流れ込むため、イワナなどの淡水魚も線量が高い。国に森林の除染計画はなく、解決の見通しは立っていない。

×  ×  ×

 海はどうか。福島県沖の海水からは、既に大半の場所で高濃度のセシウムは検出されていない。原発からの汚染水流出も、ほぼ止まったとされる。東京海洋大の石丸隆特任教授は「福島沖はもうきれいだ」とみる。

 県の調査で国の出荷基準値を超える魚は昨年4月以降、なくなった。過去に基準値を超えたアイナメやヒラメなど30種近くは出荷制限が続くが、安全を確認できた魚は順次、試験操業を開始しており、70種以上の出荷にこぎつけた。

 日本の食品基準値は米国や欧州の10分の1以下で、世界一厳しい。出荷されている福島の農水産物は、全てこれをクリアしている。東京大の二瓶直登准教授は「福島県産の表示は、まさに安全であることの証明だ」と指摘している。

 この連載は青木伸行、中村将、伊藤壽一郎、加納宏幸、平尾孝、小雲規生、草下健夫、天野健作、高久清史、中村昌史、五十嵐一、三宅令、緒方優子、野田佑介、千田恒弥が担当しました。

東日本大震災5年 福島の放射線量 2016年2月28日

東日本大震災の影響で起きた東京電力福島第1原発事故で、福島県は放射性物質が広域に拡散し、大きな被害を受けた。それから5年。陸も海も放射能汚染は着実に減り、安全が確認された農林水産物は順次、出荷を再開。事故の影響による甲状腺がんの発症も考えにくいとみられる。ただ、除染が進まない森林では天然のキノコや野生動物の高濃度汚染が続き、先行きの見通しは立っていない。

福島第1原発から80q圏内の放射線量
放射線量が高い地域は原発の北西に延びているが、線量は大幅に減少。日本原子力研究開発機構の解析では、2015年9月の80q圏内の放射線量は平成23年11月と比べ65%減った。

甲状腺がんの市町村分布図
10人以上:郡山市40人、いわき市26人、福島市20人
2〜9人:伊達市9人、会津若松市8人、白河市7人、南相馬市6人、二本松市6人、本宮市6人、田村市5人、須賀川市5人、浪江町4人、大熊町2人、大玉村2人、川俣町2人
0〜1人:他15人
放射性ヨウ素は子供の甲状腺にたまりやすいため、福島県は事故当時に18歳以下だった38万人を検診。2015年12月時点で計167人を甲状腺がん(うち51人は疑い)と診断した。市町村別の評価が可能な163人を分析した結果、放射線量が高い地域で多いとは言えないことなどから、事故の影響は考えにくいとみている。

基準値(1s当たり100ベクレル)を超える放射性物質が検出された割合
(*平成23年度は暫定基準値)
(@平成23年度A平成24年度B平成25年度C平成26年度D平成27年度)

ツキノワグマ:@26%A51%B41%C26%D66%
キジ、ヤマドリ:@2%A29%B22%C21%D−
イノシシ:@64%A90%B85%C76%D65%
山菜・キノコ:@11.72%A7.62%B5.49%C1.59%D0.48%
森林は除染が行われていないため、放射性セシウムを浴びた葉や樹皮が地面に積もって腐葉土になる。天然の山菜やキノコ、土壌中の虫を食べるイノシシなどで食品基準値を超える高線量が続いている。

玄米:A0.0007%B0.0003%C0.00002%D0%
福島県内の土壌はセシウムを吸着する雲母質の粘土が多く、カリウム肥料もセシウムの吸収を阻む。玄米段階で全袋を検査しているコメは当初から基準値超えはごくわずかで、平成27年度ではゼロに。

牛乳(原乳):@2.25%A0%B0%C0%D0%
原乳のセシウム濃度は基準値(1s当たり50ベクレル)の2倍を超えたが、牧草地の除染や牛舎の衛生管理の徹底で平成23年5月以降は不検出。

野菜・果実:@2.36%A0.09%B0%C0%D0%
野菜や果実は平成25年度以降、基準値を超えていない。

穀類(玄米除く):@0.49%A0.45%B0.45%C0.08%D0.07%

淡水魚
河川や湖沼には土壌などからしみ出たセシウムが流れ込む。広い海と比べ希釈されにくいため、淡水魚は線量が高い。

海水魚
当初はコウナゴなど水深の浅い場所にいる小型魚で高線量が目立ったが、最近はスズキや海底にいるヒラメなど大型魚が依然として高い。
基準値を超えたことがない主な魚介類
・アサリ ・カンパチ ・サンマ ・ホッケ ・イイダコ ・キンザケ ・シャコ
・マイワシ ・イシダイ ・クルマエビ ・スルメイカ ・マガキ ・イワガキ
・クロマグロ ・ズワイガニ ・マダイ ・ウルメイワシ ・クロムツ ・タチウオ
・マダコ ・カツオ ・ケガニ ・ニシン ・マナマコ ・カワハギ ・サワラ
・ホタテガイ ・ヤリイカ
出荷制限されている魚介類
・アイナメ ・キツネメバル ・ババガレイ ・アカシタビラメ ・クロソイ
・ビノスガイ ・イカナゴ(コウナゴの成魚) ・クロダイ ・ヒラメ 
・イシガレイ ・コモンカスベ ・ホシガレイ ・ウスメバル ・サクラマス
・マアナゴ ・ウミタナゴ ・シロメバル ・マコガレイ ・エゾイソアイナメ
・スズキ ・マゴチ ・カサゴ ・ヌマガレイ ・ムラソイ

沿岸の放射能濃度
海水のセシウム濃度は大半の地点で1〜2年後に事故前と同じ1ℓ当たり数ミリベクレルに低下。一方、原発付近は事故当初に同10万ベクレルに達し現在も高濃度。ただ、海底土に蓄積したセシウムは生物に移行しないことが実験で判明。


http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/258.html#c10

   

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