1. 2016年7月17日 07:32:59 : UiEcYEE55E : C@j0VQ3KakQ[1]
通貨は、財やサービスの生産過程、特に設備投資などの増産過程で発生して流通する。広義のマネーの増加は資本の増加であり、貯蓄の増加だ。広義のマネーは資本総額=貯蓄総額だ。
消費が最終目的の生産活動は消費の志向を自ら変化させる。技術革新が起こったり、技術が進歩しても同じよう生産活動が大きく変化して消費の志向が変化する。この現実を反映するように一部の資本は投下資本を回収できないで、資本が減価する。同時に広義のマネーが消滅するのである。
マネーは経済活動そのものだ。政府が政府債務を増やすことでマネーを創出し、この政府債務を買う中央銀行の政策で、市場に狭義のマネーが潤沢にあるなら、それをうまく利用して健全財政に移行するしかないのだ。
マネーが天から降ってくる妄想=純粋バブルを信じる経済学者がいるとは私には信じられない。
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