5. 2016年6月29日 20:58:02 : sUqrywh3M6 : AGxyA4rqn9Q[1]
IWJ Independent Web Journal
(http://iwj.co.jp/wj/open/tpp )
TTP問題
2015/01/24 「ISD条項のほかにも、TPPにはサーティフィケーション(承認手続き)という悪玉が隠されている」〜ジェーン・ケルシー教授が米国の手口を明かす
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉のカギは、日米協議にあると言われる。農業と自動車の分野で日米の交渉団が歩み寄れば、早期妥結も可能との見方は有力で、米民主党政権は、2016年の大統領選に向けてTPP交渉の妥結をアピールする腹づもりだ、との指摘もある。
だが、2015年1月24日、東京都内で講演したオークランド大学教授で貿易交渉問題に明るいジェーン・ケルシー氏は、オバマ大統領がTPP早期妥結の手柄を立てるのは難しい、と占う。また、たとえ日本に配慮した形で合意がなされたとしても、米国は、あとになって平気で前言をひるがえすような理不尽を強いてくるだろう、とも述べた。
ケルシー氏は「TPPには、ISD条項のほかにも、サーティフィケーション(承認手続き)という悪玉が隠されているのだ」と訴える。米国は、この承認手続きを使い、相手国の国内法や商慣習が貿易協定に相応しいかどうかを議会承認後に審査する。相応しくないと米国が判断した場合、当該国は米国の要求に沿うように変更を加えねばならないという。つまり、米国は日本に対し、あとから追加的な要求リストを突きつける可能性が十分あると、ケルシー氏は警告する。
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