14. 母系社会[1192] leqMbo7Qie8 2016年4月14日 16:42:12 : i89SUJ7m4w : @7d1WBKt4fk[1]
●非正規労働者は事実上、戦前の二級市民である小作人であり、日本は、江戸時代や戦前のような事実上の「身分制社会」に戻りつつある。
日本社会に貨幣経済が浸透するのに比例して、様々な理由で農地を失う農民(小作人)が増え、この小作人たちを搾取する寄生地主や、地主から事業を起こして資本家となった富裕層らが天皇制主権制を支持することで、戦前の体制は維持されていた。
戦前の日本社会では、この小作人たちの子弟は貧困が原因で、高度な教育システムから排除され、被支配層=二級市民の地位に甘んじるしかなかった。
●非正規労働者は事実上、二級市民であり、日本は欧米のように、低賃金の外国労働者の導入でグローバルなコスト競争に立ち向かう戦略ではなく、日本人自身を正規労働者(自作農)と非正規労働者(小作人)に2分する戦略=江戸時代のような事実上の「身分制度」の導入でコスト競争に勝つ戦略を強行した。
★日本の支配層は、自民族=自国民を非正規化=二級市民化=「奴隷化」したので、他民族=外国人を「奴隷化」した欧米の支配層よりも非情で冷酷である。
★この非正規労働者化で、農地を持たない小作人を自営農化した戦後の農地改革の成果は無に帰し、更に9条放棄の戦争法案の採択により、先の大戦で殺された310万もの同胞は無駄死となった。
●農業法人の本格的な導入により、農業法人で働く非正規労働者、つまり文字通りの小作人も大量に出現・復活するだろう。このままでは、今でも日本は農地改革さえも行われていないフィリッピンのような国に戻る。
★米国でも、民主社会主義者のバーニングが有力な大統領候補となったように、正規労働者の非正規化は、日本だけでなく欧米諸国でも起きているので、資本主義への反発は強くなるばかりである。資本主義は進化すればするほど、自滅への道を進む。
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