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[日本の事件31] <栃木女児殺害>「録音・録画で判断決まった」裁判員ら会見:違憲の判決!取り調べ可視化が逆に冤罪増加の温床に あっしら
2. ディレッタントK[12] g2aDQoOMg2KDXoOTg2eCag 2016年4月09日 23:25:49 : xgaxd5u6aY : 9qpXfR_T0SU[1]
日本の政治・選挙の天木直人氏の意見に対するコメントでも書きましたが、取り調べ過程の可視化に関する大多数の人々の議論が的外れです。

刑事訴訟法第319条第1項は、「強制、拷問又は脅迫による自白、不当に長く抑留又は拘禁された後の自白その他任意にされたものでない疑のある自白は、これを証拠とすることができない。」と定めています。

これは、どういうことかというと、検察官は、自白が「任意にされたものでない疑い」がないことを、証明しなければならないのです。

要は、その証明について、検察官にどの程度のハードルを課するかということです。日本の裁判官は、自白の迫真性などという、警察、検察の作文能力や、自白を取った警察官、検察官という当事者を尋問して、「任意に自白しました。」というような、それ自体信用性の薄い証言によって任意性が証明できたと認め、非常に低いハードルしか設定してきませんでした。

これでは、事実上、検察官の立証責任を弁護人の立証責任に転換したようなものです。

「可視化、可視化!」と叫んでいる人々は、根本の低いハードルをそのままにして、弁護人が「任意性のないことを証明するために」、可視化が必要だと言ってきました。

原理原則に基づくなら、弁護人は、取調べの過程を録音・録画したものについて、そこに任意性を疑わせるような内容が含まれているか否かを精査し、そのような内容が含まれていない場合には不同意として、その取調べを拒否するべきです。そんな録音・録画を証拠調べすることに同意するべきではないのです。しかし、可視化を叫んでいる人々は、録音・録画性善説に立っていますから、そこで思考停止して、その内容如何を吟味せずに同意してしまうのです。
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/713.html#c2

[政治・選挙・NHK206] 日弁連に公開質問状/改悪刑訴法推進を問う(しんぶん赤旗)/「法が成立した現在、どのような方針で冤罪をなくすというのか」 gataro
1. ディレッタントK[16] g2aDQoOMg2KDXoOTg2eCag 2016年5月28日 22:15:28 : xgaxd5u6aY : 9qpXfR_T0SU[2]
日弁連主流派は、刑訴法改悪を強固に推進しています。

共産党系の弁護士の団体である自由法曹団は、刑訴法改悪に反対と言いながら、その日弁連の主流派を支持してきました。ちぐはぐな感は否めません。

法務省刑事局長の答弁で賛否が左右されるのでしょうか。中途半端な話です。

取り調べ過程の録音・録画は本質的に検察側の証拠です。「一歩前進」というのは最初から間違っています。

全面的録音・録画などというものはありえませんし、仮にあったとしても、弁護士が精査することなどできないと思います。
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/777.html#c1

   

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