6. 2016年7月02日 18:57:54 : teboV07VEQ : 9crQFv@vsjU[1]
ゲンダイ2日既報>「告示まで2週間を切り、しびれを切らした「市民連合 東京連絡会」などが1日、参院議員会館で緊急アピール集会を開いた。東京の市民団体が焦るのは、前回の苦い失敗があるからだ。「14年の都知事選。自公が舛添さんを支援したのに対し、野党系は細川護煕さんと宇都宮健児さんの2陣営に割れた。再びあのような分裂選挙になったら、自公には勝てない。絶対に分裂選挙は避けるべきです」(関係者)
「ケインズみよ!学者は政治に深く関わってきたぞ」
片山さん、桜井俊さんと、有力視された官僚がいずれも辞退の雲行きだ。市民・野党統一側は、自民小池に対抗して今回こそ必勝期さねば、都民に顔が立たない。高級官僚が地方自治体に天下る傾向が流行ってるが、今次都知事選は目先を変える意味からも、官僚でなく学者側から出すことを検討したらどうだろう。かって経済学の美濃部さんが都知事3期続けたが、美濃部都政時代は都知事としては戦後最高の成果あげたと思う。美濃部さんは、学者だけでなく、経済管理庁の官僚でもあったが、本職は学者であった。自民小池に勝てる、官僚以外の学者を、是非検討してほしいな。コバセツさんが参院にチャレンジしてるんだ、都政の方にも一名くれえ出てほしいな。官僚が安易に政界に天下ることに関し、桜井俊さんの事例を題材に、阿修羅6/29笑坊サイトに下記コメを公表してあるで、再掲載する。「
「官僚が安易に政界に天下ることの問題」
我が国では、官僚の政界への転出が目立つ。官僚は在職中に、省庁予算獲得競争で、政党や各種利益団体との繋がりを密にし、その延長上で経験を活かすことを期待され、政界へ転出するようだ。我田引水で、他省庁より一円でも多くの予算獲得する官僚が力量ある役人と見なされ、その後の転出でも有利になる。ここには、国家予算あるいは国家資源の最適配分はどうあるべきか、というような視点は薄いようだ。我が国では、ここまで省庁再編・構造改革あるいは合理化等が鋭意推進されてきたが、国家予算あるいは資源の配分の効率化・コスト低下等の視点を第一義として、果たして推進されてきたのか。総務省の通信事業再編・NTT分割合理化等を例にとっても、前記効率化・コスト低下等が主たる目的として推進されたとは、状況からは到底いえない。
今回、桜井氏辞退の件も、個人的事情は不明だが、仮に桜井氏が総務省の中で、その通信事業再編等の過程で、転進後を睨んで自らの勢力を拡大するような布石を打つ行動をとってきたなら、あくまで想像の域だが、渡りに船と知事選に飛びついたかも。でなく、より高い国家的利益の視点から、通信事業再編等に取り組んできたとすれば、かって伏魔殿と言われ、今また利権の巣窟と見られるような都知事職に、そう魅力は感じないのでは、あくまで推測だが。
海外等では、官僚が我が国程多く政界に転出する事例は、余り聞かない。官僚は、その独占的に所有する情報量において、政治家や一般国民より遥かに優位にあるのは、事実だ。その官僚が、その優位性を安易に特定の政治グループに提供し、その中で自分を政界に売り込むという傾向は、果たして国家の利益になるのか、再検討の時期にきているのでは。少なくとも、今回の桜井氏辞退の件は、事情は不明で類推を重ねてだが、そのことを語っているのでは。
官僚と政治家の関係は、かってアメリカでレーガンのブレーンであった、ニスカネン(William A.Niskanen)の研究が知られている。かれは国家予算巡る官僚と政治家の関係を数式モデルで検討したが、結論いえば、官僚の情報優位性から、各省庁の獲得予算は不可避的に増加する傾向あるとした。そこから、レーガン流の小さい政府論を導き出し、その理論的ブレーンとなった。今回桜井氏は辞退で、片山氏もそれに同調するようだが、こうした都知事候補選騒動を機に、我が国でも官僚と政界転出の問題を検討する時ではないだろうか。国家的利益とも関わるという視点、をベースにしてだが。
まあ、桜井氏の件は相当推測を交えたが。只単に“アッシニは、関わりねえことでゴザンス!”という理由からだけの辞退かも知れないが。木枯らし紋次郎は上州は国定村だが、こっから4里程西方が桜井氏の実家で近い、紋次郎流の“関わりねえ”が本当のとこかも知れねえが。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/705.html#c6