4. 2016年7月23日 13:00:44 : PKkyqzr1Qc : 9ZSoZLooEDU[1]
>週刊文春は参議院選中にも、出馬した元共同通信記者について、経歴への疑惑とカネがらみの問題を報道して刑事告発されている。週刊文春に書かれていることが真実かどうか、裏に政治的な背景があるのかどうか、私にはわからない。だが、この記事は「選挙妨害に当たる」のではないだろうか。
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元木昌彦氏の文章に出てくる元共同通信記者とは浅野健一氏のことである。
その後の裁判の経過が浅野氏のウィキペディアに掲載されているので紹介しておく。下記
週刊文春との訴訟
2005年に『週刊文春』が浅野のセクハラ疑惑を報道したが、浅野は事実無根として2006年1月27日に発行元の文藝春秋などに1億1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を京都地裁に起こした。2009年5月、大阪高裁は浅野の訴えを一部認め550万円の支払いを文春側に命じ、これに文春側が上告したが2010年3月、最高裁で上告が棄却され高裁判決が確定した。
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文春砲などと持ち上げられて無敵の感のある週刊文春だが、この裁判結果にもあるようにけっして無敵の週刊誌などではない。
週刊誌の本質は右にも左にも遠慮なく、おかしいと思ったら異議を申立て記事にする中立性と野次馬根性と売らんかなの商売ジャーナリズムであるから、文春が鳥越氏のスキャンダルを報じること自体、なにも問題はない。
ただし、これが重要な選挙ともなれば話は別である。
弁護士の落合洋一氏も結局は文春記事の真実性の問題であり、当該記事は伝聞と推定以上の確たる証拠があって構成されているとはとても言い難いと首をひねっている。
けれども見出しの構成文も含めてこれが鳥越氏と陣営にダメージを与えるであろうことは決定的だと、選挙妨害の可能性に暗にだが言及している。
元木昌彦氏が選挙妨害に当たるのではないだろうか?と疑問を呈しているのも同じだ。
鳥越氏を巡ってはインターネット新聞に関係した過去の恩讐を巡って、鳥越氏を蛇蝎のごとく嫌うフリージャーナリストたちが今回の記事について天罰だと看過する発言をツイッターなどでつぶやくなど、業界内の内輪もめが文春記事を後押ししているのではないのかというような空気も散見される。
もちろん、このような内輪もめ(内ゲバ)が誰の得点になるのか?そのことを考えずに私怨絡みで行われているとするなら、リベラル勢はジャーナリズムも含めて負の歴史から何も学んでいないということになる。
小池百合子の政治的資質は、ジャーナリズムが旨とする言論の自由とはまったく相容れない規制する側のマインドそのものであり、そんな人物を利することで一番損害を被るのは自分たちではないのかという危機感すら欠如しているということである。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/916.html#c4