12. ピッコ[1123] g3ODYoNS 2016年8月20日 22:24:25 : c9FSmpr8Sw : 8sk@xJHfRGY[1]
>7月15日付「産経抄」では、〈責任感の強い陛下は、何より公務の削減にもどかしさを感じられているようだ。皇后さまと、ゆっくり過ごしていただきたい。心から願うとともに、もう一つの思いも消えない。たとえ公務がかなわなくなっても、天皇陛下のままでいていただきたい〉と、退位に否定的…
この「産経抄」という産経新聞のオピニオンコラムには、産経新聞のものの考え方が書かれているのだろうけれども、だとすると、産経はとんでもなく感性の乏しい人たちの集まりだということになる。 なぜなら、天皇は「お言葉」を通して、天皇ご本人が公務から解放されて楽になりたいとおっしゃっているのでは決してないからだ。 高齢になられた天皇は「天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務め」を、年を重ねるごとに十分に果たせなくなることを非常に気にしていらっしゃるのだ。 また、そのような大事な務めを、天皇ではない天皇の代理が行えばすむものだとも思われていない。 また天皇陛下が死に向かわれるとき、先の昭和天皇崩御の際に見られたような、度を越した自粛ムードによる社会の停滞や混乱があってはならないと考えていらっしゃる。 「国民のためにあるはずの天皇の存在が、反対に、国民の生活の足かせとなったり、日常の笑いや喜びに影を落とすようなことになってはならない」 天皇の「お言葉」は、すべて国民を思う気持ちから発せられているのだ。 非常にわかりやすい日本語の天皇の今回の「お言葉」から、こういう基本的なことが読み取れない、あるいは「お言葉」が言わんとするところを曲解してしまう産経新聞の記者たちや編集者たちは、もしかしたら日本人ではないのかもしれない。
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