3. 2016年6月28日 11:11:41 : VyvBW0Wxak : 7tIKKIctX1A[1]
TPPで一番怖いのは、
公共工事を随意契約でアメリカの企業に独占されることです。
例えば、八ツ場ダムの建設をアメリカの企業が随意契約で受注したとしましょう。
その企業が「建設に100兆円かかった」と言い張れば、
実際には1兆円しかかかっていなくても、
日本政府は100兆円払わないといけないのです。
つまり、99兆円、ただでくれてたらないといけないのです。
なぜなら、国際投資紛争解決センターは、必ず、
アメリカの企業の主張を全面的に認める不公平な判決を出すからです。
そしてその金は、
日本の一般庶民から日本政府が暴力で奪い取って渡すのです。
例えば、消費税を20%や50%や100%にしたり、
預金口座から徴収する法律を勝手に作って徴収したりする手口で。
つまり、金を払うのは私達一般庶民なのに、
発注することは日本政府が勝手に決めるのです。
日本政府の構成員達(自民党を含む)は、
苦しむのは私達一般庶民で自分達には何の被害も受けないと思って、
アメリカの企業に、99兆円がただで奪い取られることを少しも気にしていない。
彼らは、私達一般庶民にすべて押し付ける気でいるからこそ、
TPPを推進するのです。
みなさん、TPPなんて条約が結ばれたら、
保険制度を悪用してとかそんなややこしいことをしなくても、
公共工事の随意契約を介して、
直接的に、無制限に、私達一般庶民から金が奪い取られて行きます。
「そんなことは、
これまでにも日本国内で日本の企業によって行われて来た。
大したことにはならない」
と軽く考えてはいけません。
TPPだと全然違って来ます。
まず、相手が日本の企業なら、私達一般庶民も裁判のやりようがありますが、
相手がアメリカの企業となると裁判もほとんどできませんし、
それ以前に、国際投資紛争解決センターが判定する権利を独占しており、
たとえ個別の裁判で私達一般庶民が勝ったとしても無効にされます。
国際投資紛争解決センターの決定に逆らったら、
アメリカ政府から軍事攻撃を受けます。
TPPの恐ろしいところは、
国際投資紛争解決センターの決定に逆らった相手には、
武力行使をして殺してもかまわない、という条約だからです。
私達が日本政府から奪い取られるのに抵抗し、その結果、警察が来て、
警察に徹底抗戦して勝てて、その結果、自衛隊が来て、
自衛隊にも徹底抗戦して勝てたとしても、
最終的には、米軍が来て攻撃して来るのです、合法的に(TPPは国内法より上位)。
また、日本の企業なら、
日本の一般庶民が疲弊して病死して行って日本の国が滅ぶことや
日本の一般庶民が怒ってクーデターを起こすことを
少しは気にして加減しますが、
アメリカの企業は、
「そうなったらそうなったときだ。そうなるまで奪い取れるだけ奪い取ってやろう」
と考えて、徹底的にやります、私達全員が疲弊して死ぬまで。
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