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[国際16] クリントン氏、選挙での敗北は誰のせいか名指す(Sputnik) 赤かぶ
3. 2016年11月14日 10:40:05 : A1mQjeGdRc : 7oBBTosmJOc[1]
オバマもそうだがヒラリー・クリントンが大統領になった場合、さらにロシアとの関係は悪くなるであろうことは想像に難くない。

阿修羅でも記事に取り上げられたが、もともとプーチンが国連演説で西側に向けて核戦争が現実化する危惧に対して注意と予防のために話し合おうと促した話がNATOのイケイケ路線のせいでまさに現実のものとなっており、当時プーチンの警告を呆けた顔で聞き流していた西側の首脳たちも今では危機感を募らせ、ロシアとどう向き合おうかと頭を捻るまでに深刻化している。

オバマはことさらロシアに人権改善を求めるという形式をとりながら、その実ロシアの権益に手を突っ込むという危険な火遊びを冒してきた。
その前兆は言うまでもなくアラブの春から始まっており、中東の民主革命はもっとも民主的ではないサウジやUAE、カタールなどといったイスラム法が支配する国を除く、一応は宗教と政治を区別し政治が運営される国でのみ発生した。

それらの国々の特徴は旧ソ連も含め、今のロシアと深いパイプを持つ国々であるということで、オイルロードの生命線と絡めてカスピ海からロシア海軍を出られなくするための露骨な嫌がらせと、総仕上げはウクライナのクーデターに乗じNATOのロシア国境進出を画策する陸上からの封じ込めというロシアの生命線自体を断ってしまう戦略であった。

国連演説でプーチンが核戦争の危機を訴えたのは以上の理由を上げるだけで充分であるが、NATOや西側の首脳たちが頭を悩ませている核戦争の危機は、ロシアの拡張主義に対抗する手立てとしての選択に核が浮上していることである。
つまり西側の首脳たちにとって、ロシアの拡張主義が核戦争の危機を浮上させていると言いたいらしいのだ。

前述したようにオバマのロシア政策は人権改善と言いつつ、実はロシアの権益に手を入れることであり、ロシアの反発をあえて焚き付け国際世論にロシア脅威論を植え付けるいつもの手口である。
ヒラリーもこの策動に加担してきたことは言うまでもない。
そのヒラリーがもし大統領になったとしたら、オバマ以上にロシアを挑発するであろうことは想像に難くない。

ウクライナを巡るアメリカとロシアの対立は、冷戦時代にソ連と相対してきたFBIやCIAのエキスパートやレーガン政権の元閣僚たちの危惧と反発を招き、オバマに対してロシアに対しもっと敬意を払うべきだと手紙で忠告する事態が起きているが、対外政策は国務省任せのオバマには穿った情報しか挙げられていないらしく、さしたる反応も起きなかったようだ。
これがヒラリーなら、と考えると怖ろしくなる。
穿った見方だがこうしたヒラリーの危険さを阻止するために、FBIがあえて投票数日前にメール問題を蒸し返す禁を冒したと言えなくもない。

トランプもかなりの虚けだが、ロシア政策に関してはヒラリーよりずっとマトモだ。
トランプが核戦争の現実化を止めてくれそうな男であることだけは確かだろう。
無論、現実に政権として動き出していない段階で決めつけることはできないが。



http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/309.html#c3

   

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