6. 2016年10月15日 00:07:34 : Z4xXQipdtk : 7ZFGRRysGgg[1]
あまり、専門的なことがくわしくわからないが、長崎や広島の被爆者の中にも、戦後自殺した人々がかなりいた。
家族による証言を、報道を通して、何度か聞いたことがある。
あの有名な小説家の原民喜も、その一例だ。彼にはもともとうつ傾向があった。
しかし、彼が列車に身を投げたことは、関係者のあいだでは、長らく謎とされてきた。
なぜなら、彼は列車が大嫌いだったから。
もし彼が首吊りしたりしたら、もともとのうつ傾向があった文学者だから首吊ったのだろう、と、まわりは思っただろう。芥川のように服毒自殺しても、まあそういうこともあるだろう、と、まわりは思っただろう。
しかし、あまりにも彼らしからぬ不自然な自殺、列車による轢死であったことは、今でも関係者のあいだで謎とされている。
彼は広島の被爆後、原因不明の体調不良に悩まされた。
やはり、被爆と彼の自殺には大きな因果関係がある。
あとは、統計の結果からわかることは、甲状腺がんよりも、なぜかうつ病のほうが割合としては、もっと高いということだ。
このことの意味がわかる人がいたら、説明してほしい。
広島の被爆者の無気力については、ながらく心理学的には、PTSDとして、説明されてきた。
ポストトラウマ症候群というわけだ。
しかし、今この統計結果を見て、違うんじゃないか、単なる心理学的要因としてのトラウマというPTSDとは、区別されるべきだ、と思えてきた。
被爆者の中の無気力はアパシーとしてものすごいものがあったらしい。
この問題は、単なる心理的要因のみならず、神経学的、被爆医学的な背景からもっと解明されるべきだ。
わかる人、説明を続けてほしい。
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/604.html#c6