27. CRITES[8] gmKCcYJognOCZIJy 2016年4月01日 13:45:21 : j6vf4ZziNY : 5BCjDEN8UgI[1]
景気対策としての戦争
1930年代、アメリカ合衆国もまた、現在の日本国同様にデフレの状況であったと記憶しておりますが、これに対して当時のルーズベルト大統領によってニューディール政策なるものが導入されたのであります。
この政策は大変見事な効果を発揮いたしましたが、問題点もありました。中でも最大のものは、はなはだ長期にわたって、企業の経営者たちが、貸し出しを受け、設備投資へと向かわなかったことであります。この状態は30年代後半まで続きましたが、現在の日本で起きているのは、まさにこのような状況なのであります。
日本の企業は記録的な収益を生み出しているにもかかわらず、それを設備投資にまわそうとはしない。企業のもとには莫大な収益があるのであります。それは賃金引き上げ、株の配当、そして設備投資に、本来、使われるべきなのでありますが、彼らはそれを行っていない。現金や預金にしがみつくばかりである。内部留保の積み上げは止まるところを知りません。
同じような状況が30年代のアメリカにもありました。しかるにその問題を解決したものは、一体何であったか?戦争です!(盛大な拍手。「そうだ!」「いいぞ!」の声。)40年代に第二次世界大戦が勃発した、だからこそ、アメリカ合衆国においてはこの問題の解決を見たのであります。ひるがえって、我が日本国の起業家に目を向けますと、彼らはデフレマインドに凝り固まってしまっている。彼らがこのデフレマインドを切り替え、設備投資を始めることが、今まさに求められている。
我々が求めているのは、彼らの心に転換を引き起こす「起爆装置」である。最大の懸案はこれなのであります。(盛大な拍手。「ハイル○○!」「ハイル○○!」)
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