36. 2016年8月27日 15:52:31 : Doo3AdpIo2 : 562SXQgmld4[1]
米国利上げ観測の高まりから週末相場は多少円安に振れましたが、日経平均株価は伸び悩という状況。
昨年の企業中間決済ではバブル期を超える過去最高益、東証の時価総額も過去最高とを意気揚々とアベノミクスの成果と訴えておりましたが、日本経済は何も改善などされておりませんね。
東証の時価総額は確かに上場企業数の増加によて過去最高となりましたが、別に国内製品が馬鹿売れしたという事でもなく、内需が拡大した訳でもないのです。
官製相場による円安誘導による輸出企業への利益の押し上げ、企業の税負担軽減、日銀の低金利政策による企業借金の利息負担の権限、海外展開による営業外利益の積み上げなどが重なっただけであり、実際には生産性も伸びておらず、従業員の給与も上がらない。
アベノミクスなど、中身の無い単なる張りぼてというお粗末な代物なのです。
それを当のご本人は周知の上かそうでないか、海外からは評価されているなどという頓珍漢な見解を意気揚々と語りますが、そりゃそうです。
海外勢にとってアベノミクスは棚から牡丹餅なのですから、こんな愚策を止める理由などある筈も無く、唯一あるとすればそれは自国の経済にマイナスの影響を及ぼす場合だけ。
好景気を誇示したいが為だけに国民資産のポートフォリオを勝手に改竄し、株高、円安に誘導するつもりが、あっという間に円高、株安という真逆の状況に。
安倍政権はこの状況でもまだトリクルダウンが起きる道半ばというのでしょうか?一体どうするつもりなのでしょうね。
アベノミクスの正体とは、経済政策でも何でもなく、実際に手を打ったのはマスコミへの恫喝及びNHK人事への介入、更には日銀審議委員の選出にまで官邸が口を出しすという有様。アベノミクスに反対する者は基本的に除外していく。
これがアベノミクスであり、どちらかというと経済政策というよりも単なる人事介入と宣伝効果。
種も仕掛けもある単なるイリュージョン、それがアベノミクスの正体かと思いますね。
都民