40. 2016年11月21日 22:01:20 : F6Imj5cuEa : 42LJaipDyt0[1]
このグラフは表示時刻における確定票数を示したものでしょう?
確定票というのは、すべての開票立会人(今回は桜井陣営と竹内陣営よりそれぞれ推薦を受けた計2名)が、候補者別に束ねられた票束(100枚1束)の中身をチェックして、内容に間違いない(無効票や別候補者の票が混じっていない)ことを確認の上、確認印を押し終った票束の数で決まりますね(100に満たない端数は最後に確認して足し上げる)。
ついでに言えば、開票率もこの確認印が揃った票束の数をベースに発表されます。
従って、開票係員が、もし最初の方で両候補者の束を同程度ずつ開票立会人に回して続けていけば、今回のような運動会の玉入れ現象が起きるわけです。
もし開票係員が‘優勢な方’の候補者の束を最初から多めに開票立会人に回し続けていれば、時間とともに差が徐々に開いていくような、もっと単純なグラフになっていたかも知れません。
「かも知れません」と言うのは、後者の場合であっても、‘劣勢な方’の開票立会人が、‘優勢な方’の候補者の票束を念入りに調べ続けていけば、‘優勢な方’の候補者の“確定票”が伸び悩むこともあるからです。 (4月の衆院北海道5区補選の千歳開票区における怪現象も、恐らくこのケースだったのではないでしょうか。)
‘優勢な方’‘劣勢な方’と書きましたが、公職選挙では通常、開票され、候補者別に仕分けされ、計数機で100枚ずつの束にされた票は、大きな机の上に候補者別に積み上げられていきますので、開票立会人が内容チェックをし終えて確定票数が発表されるよりずっと早く、会場にいる人にはどの候補者が優勢か劣勢かを知ることができるのです。
テレビなどが開票率0%で「当確」を打つのも多くはこういうケースですね。
候補者や政党がまったく動かないのは、そういう現場の実情をよく知っているからでしょうね。
🌀熱帯性無気力症候群(6601055)
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/353.html#c40