11. 2016年4月27日 22:55:15 : ZleJ5sZSac : 42IKpWJPaTk[1]
過去の政府答弁で核兵器の所有自信を長年にわたって憲法違反でないと述べさせて、それに一切のクレームをつけないで来た国民の付けが、今頃になって核兵器の使用ですら憲法違反でないとの政府の解釈改憲を許してしまっているような経緯であるが、政府の悪だくみは全く間違いで違法である。
核兵器すら所有も使用も憲法に何もうたっていないからどんな殺人兵器でも同じだとの飛躍につながっている。
何故全くの間違いだと言えるかと言う事について説明すれば、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。と言う条文の箇所を全く無視した判断がなされて来たためだ。一番の眼目は「その他の戦力」と言う言葉の吟味が何もなく無視された解釈が横行して来たからだ。
核兵器の事を単なる弾丸や弾頭と同じレベルで解釈することは許されないのに、そうだとして来た一連の政府見解が間違いなのだ。
核は保有するだけで戦力となることを無視している。核戦力と言う言葉があることは誰もが知っているのだけれども、政府が憲法9条に違反しないと見解を述べてきたとき、核兵器は核戦力だと言う考えを全く排除して来ていたのである。
小国が核武装したいと考えるのは、核を実際に戦闘で用いるためではなく、持っていること自身の脅威を戦力として他国に見せつけたいからという願望によるものである。何故なら小国が一旦でも核兵器を用いて他国を攻撃すれば、あっと言う間に絨毯爆撃され小国は壊滅してしまうのは、誰もが合点することであり、小国は壊滅を免れずして核を実践に使えない。
つまり小国にとって核兵器は相手に脅威を与える戦力としてのみ意味があると言うことである。北朝鮮が核実験をして世界各国が一斉に非難するのは、北朝鮮に核戦力を持たせてはならないと言う政界の意思の表明である。
核兵器が戦力である事がわかれば「その他の戦力」に核兵器は当たるわけで、すなわち憲法9条違反である。政府の悪だくみな憲法9条の違憲解釈は全く出鱈目な間違い解釈で憲法破壊のテロリスト犯罪である。