8. 2016年7月19日 10:28:15 : Ry1BRDmbNA : 3icQ9i7nFls[1]
確かに共同記者会見における鳥越俊太郎の受け答えは誉められたものではない。
東京都の出生率を間違えたり、都政について聞かれると「わかりません」と隠さず素直に答えるなど、凝視する側が唖然とするのは当然だろうし、普段なら鳥越を支持する側にいるであろう斉藤美奈子も新聞コラムで呆れて批判していることから「大丈夫か?」と疑問が出るのは当然であり、ネットでもネトウヨだけでなく反自民リベラルからも批判が成されていたが当然であろう。
とはいえ、鳥越が都知事選に打って出たいと決意した経緯を伺い知れば、政策よりまずは顔(知名度)という判断を民進党を始め野党一体で求めていたことと、長野の参院選で杉尾当選を見て居ても立ってもいられなくなり立候補の働きかけを杉尾に一任した鳥越の思惑が一致した時点で、横滑り的に急きょ鳥越が対抗馬に躍り出るまで時間的余裕などほとんどないわけだから煮詰めた政策などというものが出来上がっているわけがないことを抑えて批判するべきで、これは小池にしても増田にしても似たようなものだ。
小池が掲げた、都議会解散で民の信を問うという公約も一見恰好のいいことを言っているが、都知事には都議会解散権はないのはいうまでもなく、知事に対して不信任が議会一致で採決されるかリコールが採決されるかしか解散はできない。
仮に小池が都知事に当選すると都民の信を得て当選したわけだから、小池がとんでもない愚行や政治スキャンダルに巻き込まれ信用を落とすとかしなければ小池に議会がどうやって不信任を突きつけるのかというパラドクスが生まれてしまう。
それこそ税金の無駄遣い以外の何物でもない。
また、鳥越が年を取ってきて物忘れが激しくなってきたことを吐露した記事を以って、ボケ(老人性認知症)が始まっていると指摘し鳥越をからかう記事も同じで、そもそも老人性認知症では自分自身が物忘れしたという自覚すらない。
自分が何をしようとしてたんだか忘れてしまったという認識があるということは、忘れたとの自覚があるから認知症の症状とは関係性はない。
鳥越を批判するなというのではない。
批判するならちゃんと批判すべきであり、今井と同じだというのは批判ではなくただの悪口に過ぎない。
悪口なら最初に悪口だと断って書くべきである。