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上海株が大幅反落、政策効果一日しかもたず
2016年01月11日 19時31分 読売新聞
【北京=鎌田秀男】週明け11日の上海株式市場は、年明けからの相場の混乱が収まる気配を見せず、大幅反落した。
市場全体の値動きを示す上海総合指数は、前週末終値比5・33%低い3016・70ポイントと、昨年9月以来、約4か月ぶりの安値で取引を終えた。
証券当局や上海証券取引所などは先週、株価の急変時に取引を止めるサーキットブレーカー制度を一時停止するといった市場安定化策を打ち出した。8日の取引は一連の対応などで株価が落ち着いたが、11日は売り圧力に押され、政策効果は一日しか持たなかった。
一方、中国人民銀行(中央銀行)は11日朝、対ドル取引の一日の目安となる基準値を、前週末比0・02%元高ドル安に設定した。元高設定は2営業日連続。これを受け、上海外国為替市場の元相場は午後4時半、前週末(午後4時半)比0・11%元高ドル安の1ドル=6・5815元で大方の取引を終えた。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160111-OYT1T50069.html
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