296. taked4700[5688] dGFrZWQ0NzAw 2016年10月07日 10:06:11 : PHOV7ggdjQ : 1Z2nrSAoqAk[1]
(10月7日分)Hi-net自動処理震源マップのN= の値の変動について
10月7日(金)
房総半島南東沖の三重会合点付近の地震について:
本日08:30で、Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」「日本全国広域」( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=24hours&rn=75777 )で見ると、房総半島南東沖の三重会合点付近には何もドットの表示がありません。
EMSC( http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&start_date=2004-10-01&end_date=2016-12-31&min_lat=32.50&max_lat=35.50&min_long=140.50&max_long=143.50&min_intens=0&max_intens=8&view=1 )で見ると、
2004年10月1日以降の総数は346で、こちらも、昨日08:30時点から変化がありません。
しかし、「最新7日間」の「日本全国広域」( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=7days&rn=6562 )を見ると、伊豆小笠原海溝の北緯31度や33度付近にドットが表示されていて、また、日本海溝の北緯35度以北でのドットも数多く表示されていますから、房総半島南東沖の三重会合点付近での地震がこのまま何もない状態で収まることは考えにくいと思います。
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N=21945(22213) です。
Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」、07:00の値です。
「最新7日間」では4379(4427)です。
「最新24時間」ではN=365(338)です。
「最新7日間」で、「東京都」はN=154(137)、「神奈川県」はN=197(191) です。「静岡県」は223(200)です。
「最新30日間」では、「東京都」はN=717(708)、「神奈川県」N=898(901)、「静岡県」972(973)です。
「最新7日間」
===「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
28日:1243ーーー0287−−0191−−−0186−−0162
29日:1215ーーー0278−−0194−−−0178−−0164
30日:1194ーーー0274−−0190−−−0169−−0151
01日:1152ーーー0280−−0178−−−0176−−0147
02日:1086ーーー0291−−0176−−−0178−−0144
03日:1052ーーー0281−−0191−−−0175−−0141
04日:1108ーーー0298−−0205−−−0184−−0141
05日:1105ーーー0293−−0214−−−0200−−0141
06日:1106ーーー0290−−0200−−−0191−−0137
07日:1100ーーー0282−−0223−−−0197−−0154
「最新30日間」
==「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
28日:6198ーーー1338−−1082−−−0889−−0693
29日:6206ーーー1336−−1074−−−0889−−0699
30日:6228ーーー1338−−1082−−−0900−−0705
01日:6149ーーー1347−−1057−−−0906−−0704
02日:5981ーーー1330−−1037−−−0909−−0711
03日:5941ーーー1304−−1033−−−0910−−0718
04日:5925ーーー1291−−1007−−−0900−−0712
05日:5845ーーー1296−−0984−−−0898−−0703
06日:5729ーーー1298−−0973−−−0901−−0708
07日:5606ーーー1278−−0972−−−0898−−0717
以下、07:00時点で昨日と比べて15以上の変動があった地域です。
「最新7日間」
====昨日==本日
「東京都」:137→154(増加17)
「静岡県」:200→223(増加23)
「千葉県」:353→369(増加16)
「茨城県」:609→636(増加27)
「栃木県」:399→420(増加21)
「山梨県」:205→220(増加15)
「青森県」:063→079(増加16)
「三重県」:197→181(減少16)
「佐賀県」:1113→1093(減少20)
「熊本県」:1209→1188(減少21)
「大分県」:1218→1196(減少22)
「宮崎県」:1224→1191(減少33)
「鹿児島県」:266→240(減少26)
「最新30日間」
=====昨日==本日
「栃木県」:1861→1882(増加21)
「長野県」:1907→1865(減少42)
「岐阜県」:1654→1631(減少23)
「石川県」:0914→0897(減少17)
「富山県」:1654→1616(減少38)
「新潟県」:1241→1215(減少26)
「宮城県」:1108→1089(減少19)
「岩手県」:1381→1366(減少15)
「大阪府」:1372→1352(減少20)
「兵庫県」:0989→0972(減少17)
「奈良県」:1298→1278(減少20)
「福岡県」:5729→5606(減少123)
「佐賀県」:5738→5607(減少131)
「熊本県」:6300→6166(減少134)
「大分県」:6167→6024(減少143)
「宮崎県」:6311→6164(減少147)
「鹿児島県」:1307→1291(減少16)
正直に言って、奈良県での大きな地震がなぜ発生しないのか、とても不思議です。連続波形画像の奈良県天理観測点の10月5日20:00( http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/waveout.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.TRIH&tm=2016100520&comp=E&ext=png&LANG=ja )のデータが多少荒れていました。この観測点のすぐ西側の大阪府太子観測点( http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.TISH&tm=2016100707&comp=&pv=1H&LANG=ja )はほぼ常時かなり荒れていて、和歌山県側で微小地震が常時発生していることの証しです。
関東地方での「最新7日間」の変動が大きくなってきました。いよいよM5以上の陸域での地震発生があるかも知れません。
「最新7日間」、「青森県」の値が16増加しました。急減の後の増加ですから、今後、数日中にかなり大きな地震発生の可能性があります。北海道南部から岩手県沖のあたりまでのはずです。
昨日(10月6日)は熊本地震関連を除いて、次の3件の有感地震が発生しました。関東地方での陸域の地震である千葉県北東部が含まれています。関東地方の陸域での震度を観測する地震は、9月28日の茨城県南部以来です。和歌山県北部の地震が2件発生していますが、一日で2件発生するのは8月1日以来のことです。また、後の地震のほうがマグニチュードが大きくなっているため、この地震が奈良県でのM7規模地震の前兆である可能性があります。
2016年10月6日 10時48分ごろ 和歌山県北部 2.1 1
2016年10月6日 11時23分ごろ 千葉県北東部 3.5 2
2016年10月6日 23時32分ごろ 和歌山県北部 2.9 2
世界でのM4以上地震の発生の様子( http://www.emsc-csem.org/#2w )を見ると、09:35で14件です。これは、平常値です。M6地震の発生状況を、http://www.emsc-csem.org/Earthquake/world/M6/?view=1 で見ると、9月24日以来、発生がありません。M7も9月1日のニュージーランドでの地震以来発生がなく、世界的に大きな地震発生が止まっているため、この数日でM6地震の発生がある可能性が相当に高いと思います。
2016年10月07日09時40分 武田信弘
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/175.html#c296