3. 2017年1月12日 12:04:27 : NUnvTxWN42 : ZWo2D4nfK24[1]
先ず、チェルノブイリ原発事故の被害を、世界に知らしめた、ロシアの偉大な科学者の一人、斯界の先達であるヤブロコフ博士が、1月10日に亡くなった。
ヤブロコフ博士のご家族、友人知人、関係者に対して、心から、お悔やみを申し上げる。
重い病で、長らく病床にあって、亡くなったようだけれども、もしかしたら、福島原発事故後の、日本訪問が、良くない影響を与えて、死期を早めてしまった可能性を考えると、やるせない。
ヤブロコフ博士の本は、これからも放射線被曝隠蔽に対する、確かな羅針盤であり続けるだろう。
投稿者には申し訳ないが、途中で投げ出してしまって、インタビューを最後まで読んでいない。
チェルノブイリ原発事故では、4号機の原子炉が破壊されただけであったけれど、福島第一原発事故では、1、2、3、4号機の、4つの原子炉が破壊され、いくつかの使用済み燃料プールでも重大な事態が発生したと推定されている。
チェルノブイリ原発事故の健康被害は、時の経過とともに、だれにも否定できない、悲惨な現実をもたらした。
チェルノブイリ原発事故から今年で30年、福島原発事故でも同じように振る舞う国際機関や政府の過小評価や隠蔽の破たんは、最初から分かっていることだ。
10年、20年経てば、福島だけでなく、東日本の汚染地域に住む人々が、この安全の安請け合いに、否定的な感慨を持つことは、確実だ。
最近、思い知らされたことがある。
精神を病んでいる人に、その病を理解させることが、困難のように、自分の愚かさに固執する人に、その誤りを認めさせることは、至難の業だと言うことだ。
最後に、最近、ベラルーシで起きた、現実について報告して終わりたい。
ベラルーシでは、2000年から2011年にかけて、18歳以下の人口が、2705860人から1737400人に、35.8%減少した。
例え、言葉が分からなくても、上から4つ目の円グラフで、理解できるはずだ。
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/281.html#c3