2. taked4700[6374] dGFrZWQ0NzAw 2017年9月07日 16:48:25 : EHt9MKiqWc : zTfrbq8cnQk[1]
>>01
>人類が地震を観測するようになってから日が浅いので、その限られた期間のデータを基に断言することは、少数の法則に陥ってしまいがちである
1.今まで観測された地震とは影響が異なる地震が起こっている。
2.限られた期間が偶然何らかの特徴を表してしまう。
の2点を心配されていると思います。
1.については、311大地震がそれであり、日本の地震予測は、311大地震によって、日本付近の地震の起こり方が根本的に変わったことを認めようとしていません。変わったのは、太平洋プレートが東日本の陸域の地下へ600年程度以上沈み込んでいなかったのが、311大地震以降沈み込みを開始したことです。この結果、陸域への太平洋プレートからの西向き圧力がどんどんと増加傾向にあります。この結果、陸域の震源深さの比較的浅い大きな地震、つまり、濃尾地震などの再来があります。
2.こちらについては、この9月2日から4日の
2017年9月2日 2時17分ごろ 有明海 2.2 1
2017年9月2日 4時42分ごろ 胆振地方中東部 2.5 1
2017年9月3日 6時26分ごろ 沖縄本島近海 4.0 1
2017年9月4日 7時38分ごろ 静岡県中部 3.5 1
という地震発生の少なさが偶然の結果である可能性があるということでしょう。
しかし、既に関東地方での異常が明らかに出ています。3月と4月の7日間ずつの震度1以上地震の発生が無かったこと、そして、8月15日までの15日間で海域地震がたったの1けんであった海域の静穏化です。
数か月以内のM7以上地震と断言はまだ出来ませんが、数年という期間での先延ばしは有り得ず、今年以内でのM7以上地震の可能性は非常に高いです。
また、一度M7以上地震が起こると、関東一帯から関西ぐらいまでの地域でどんどんと連続的に内陸部でのかなり大きな地震が起こることが予測できます。根拠は陸のプレートへかかる太平洋プレートの西向き圧力増大です。
次の記事にも同じことが述べられています。
http://www.niitsuma-geolab.net/archives/5079
>東西方向の圧縮応力は,飛騨地域の跡津川断層・阿寺断層・根尾谷断層や近畿の主要活断層の変位に対応することから,「太平洋の力」(Huzita, 1980)と呼ばれている.現在観測されている地震活動では少数の逆極性応力場であるが,歴史地震では巨大変位を起こしており,防災上注目される.
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/183.html#c2