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zjtgJgDYco4 コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acas/z/zj/zjt/zjtgJgDYco4/100000.html
[自然災害22] 地震の活動期に入った日本 2018年に危ないのはどこか?〈dot.〉  赤かぶ
8. taked4700[6751] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月06日 13:12:30 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[1]
>>07

>初詣 起きろと祈る 専門家
>大地震 起きればチャンス スターの座

現実に大地震が起これば犠牲者は多数です。関東でM7以上が起これば、日本経済は壊滅し、日本中に影響が及ぶでしょう。喜ぶ人は誰もいないと思いますよ。

ただ、現実に首都圏地震が切迫しているのは事実であり、その警鐘を鳴らし、準備をするべきであることを言っているのでは?
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/348.html#c8

[自然災害19] 慌てなくても良いかも?巨大地震前兆は分かりやすい  赤かぶ
18. taked4700[6752] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月06日 21:14:26 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[2]
>巨大地震前兆は分かりやすい

これ、意外と2011年3月のM9固有の前兆であった可能性もあるのです。

というか、もし、伊豆・小笠原海溝での大地震が迫っている場合、かなり前兆としては異なったものになる可能性があるのです。

なぜか?

1.311大地震の時は陸のプレートの下へ海のプレートが沈み込む形の大地震であったが、伊豆・小笠原海溝の場合はフィリピン海プレートという海のプレートの下へ太平洋プレートというやはり海のプレートが沈み込む形になること。
2.Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=30days&rn=97973
で深発地震(深さ200キロ以上)を示す青いドットの分布を見ます。太平洋プレートが沈み込んだ部分で起こっている地震です。東北地方の西側にはほとんど分布がありませんが、これ、311大地震前はほとんど太平洋プレートが日本海へ沈み込んでいず、当然、東北地方の陸域の地下へも沈み込んでいなかった証拠です。
3.そのため、311大地震前は、日本海溝(東北地方の東側、つまりハワイ側へ200キロ以上離れたところを南北に走る海溝)から、太平洋プレートがほとんど沈み込んでいなかったという指摘がプレートテクトニクスの専門家の方より指摘されています。この専門家の方によると600年以上の期間、沈み込みが抑制されて来ていて、それが311大地震で再開されたのだということです。
「特報1)太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった」
http://www.niitsuma-geolab.net/article07/article01
4.2と3のことから311大地震では、非常に大きな変化、つまり、少なくとも600年ぶりの大変化が起こったため、とても目立つ前兆であったという可能性がまずあります。
5.次に、311大地震は陸のプレートの下へ海のプレートが沈み込むというある意味とても単純な構造の海溝部分での大地震でしたが、伊豆・小笠原海溝の場合、関東平野をつくる北米プレートの下へフィリピン海プレートが沈み込み、そのフィリピン海プレートの下へ太平洋プレートが沈み込むという形で、プレート構造というか、海溝部の構造がかなり異なるのです。少なくとも、伊豆・小笠原海溝は房総半島南東沖の三重会合点よりも北側では陸のプレートの下へフィリピン海プレートが沈み込み、さらにその下へ太平洋プレートが沈み込んでいますし、三重会合点よりも南側では、フィリピン海プレートの下へ太平洋プレートが沈み込んでいます。311大地震は陸対海という関係であったのに、伊豆・小笠原海溝では海対海の関係で、沈み込みの様子が全く異なるのです。
6.再度、Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXPJPW&_period=30days&rn=97973
で深発地震(深さ200キロ以上)を示す青いドットの分布を見ます。ここで、三重県とか愛知県沖から南東方向へ伸びる青いドットに注目してください。伊豆・小笠原海溝は
https://www.google.co.jp/maps/place/Boso-hanto/@35.3333333,140.164478,3739258m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x6022a55ea1a609bf:0xbd8704128cc56b9c!8m2!3d35.3333333!4d140.1666667
で見て分かるように、ほぼ南北に走っていますが、三重県沖からの青いドットは北西ー南東の方向に分布しています。これ、太平洋プレートの沈み込み角度の違いを表しているはずです。つまり、房総半島に近いところほど、浅い角度で太平洋プレートが沈み込み、南下するに従って深い角度で沈み込んでいるのです。更に、日本海側の能登半島の西側にも青いドットが分布していることが分かります。この部分は三重県沖の青いドットの経度よりも更に西よりですから、能登半島西側の青いドットを示している太平洋プレートの沈み込み角度は相当に浅いことになります。更に、三重県沖の青いドットと能登半島西側の青いドットの中間点を見ると、青いドットが比較的数少なく表示されていることが問題になります。つまり、関東平野の東側から沈み込んでいる太平洋プレートの一部分がその南北の領域よりも沈み込み速度が遅い可能性があるのです。沈み込み速度が遅いため、青いドットがあまり出てこないという意味です。
7.この影響がもっと大きいと思いますが、伊豆・小笠原海溝の西側、つまり、関東平野の南方沖は当然のことながら海域です。そのため、震度の計測がされていません。地震が起こっても震度が基本的には出ないのです。陸域まで影響が及ぶ大地震の時に震度が出て来て、地震発生が分かりますが、ある程度沿岸から離れた海域のM5程度の地震であれば、震度1以上が計測されず、結果的に地震が起こっているかどうかが分からないのです。もちろん、EMSCのサイト
https://www.emsc-csem.org/#2w
で、震度に関係なく、マグニチュード4以上の地震を調べることが出来ますが、あいにく、日本の地震情報では出てきません。

以上の理由により、仮に伊豆・小笠原海溝付近での大地震の場合、前兆は311の時ほどはっきりとは出ないと思います。

http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/400.html#c18

[自然災害22] 2011年3月の東北地方太平洋沖地震前の東北地方と現在の関東地方の地震の起こり方の比較:伊豆・小笠原海溝での大地震切迫の taked4700
1. taked4700[6753] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月07日 10:29:35 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[3]
昨日1月6日は震度1以上の地震が11件も発生しました。その内、M4以上が4件もあり、この4件すべてが東日本で発生し、3件は関東での発生でした。「過去1週間」(つまり、本日1月7日での過去1週間は12月31日から1月6日までの7日間)で見た場合、昨年12月で、関東地方の地震の中で茨城県の地震が占める割合が50%未満であったのは次の5日間だけでした。5日間全部が12月の後半です。

12月18日での「過去1週間」:関東地方全体で3件中1件が茨城県:33%
12月22日での「過去1週間」:関東地方全体で6件中2件が茨城県:33%
12月23日での「過去1週間」:関東地方全体で6件中2件が茨城県:33%
12月28日での「過去1週間」:関東地方全体で7件中3件が茨城県:43%
12月31日での「過去1週間」:関東地方全体で3件中0件が茨城県:00%

今年2018年に入ってからは更に茨城県の割合が低下しています。1月1日から全ての日で茨城県の割合が50%未満です。

01月01日での「過去1週間」:関東地方全体で03件中0件が茨城県:00%
01月02日での「過去1週間」:関東地方全体で05件中0件が茨城県:00%
01月03日での「過去1週間」:関東地方全体で06件中0件が茨城県:00%
01月04日での「過去1週間」:関東地方全体で05件中1件が茨城県:20%
01月05日での「過去1週間」:関東地方全体で07件中2件が茨城県:29%
01月06日での「過去1週間」:関東地方全体で07件中3件が茨城県:43%
01月07日での「過去1週間」:関東地方全体で12件中3件が茨城県:25%

茨城県の割合が低下し、その代わりに増加しているのが千葉県と伊豆諸島での地震です。犬吠埼の東方沖に鹿島第一海山があります。緯度で見ると、多少鹿島第一海山の方が北にずれています。日本海溝と伊豆・小笠原海溝、そして、相模トラフの3つの海溝が出会う三重会合点は鹿島第一海山よりもかなり南にずれています。この三重会合点が日本海溝と伊豆・小笠原海溝の境界であるとすることが多いようなのですが、場合により鹿島第一海山を日本海溝と伊豆・小笠原海溝の境界とすることもあるようです。

12月後半から関東地方全体の中での茨城県の割合が減少していて、千葉県や伊豆諸島での地震が増加していることは、鹿島第一海山の北側、つまり、日本海溝からの太平洋プレートの西向き圧力が減少し、それに対して、鹿島第一海山の南側、つまり、伊豆・小笠原海溝からの太平洋プレートの西向き圧力が増加していることを意味しているはずです。今後1605年慶長地震とか、1677年延宝房総沖地震の再来があるのではないかと思います。このことには、Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」で「日本全国拡大」などで見た場合、関東平野の南方の海域で微小地震が11月から12月にかけて増加していることがあります。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/359.html#c1

[自然災害22] 1月5日11:02の緊急地震速報誤報の不可思議さ taked4700
1. taked4700[6754] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月07日 18:43:03 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[4]
連続波形画像の
茨城県 波崎2 (はさき2) 観測点
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.HA2H&tm=2018010511&comp=&pv=1H&LANG=ja

富山県 氷見 (ひみ) 観測点
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.HIMH&tm=2018010511&comp=&pv=1H&LANG=ja

を見ると、かなり揺れの始まった時刻が異なるのが分かります。画面の向かって右側で揺れが大きく記録されていますが、その部分で上から2本の、比較的直線に近い線があることが分かります。ふたつの地震とも、11:02よりも後に起こったので、画面では1本が1分を表すため、地震前の2本が揺れのない、ほぼ直線で表示されています。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/363.html#c1

[自然災害22] 週刊地震情報 年初は関東で強い地震 相次ぐ(ウェザーニュース) 赤かぶ
1. taked4700[6755] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月09日 09:22:59 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[5]
>昨年12月17日以降、全世界でM6以上の地震はなく、世界的には静かな年末年始となりました。

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/world/M6/
で、実際のM6以上の発生状況を見れます。

12月はM6以上が10件発生していて、既に20日近く発生が停止しています。こういったときに大きな地震が起こり易いので注意が必要です。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/364.html#c1

[自然災害22] 南半球の豪シドニー、気温47.3度を記録(AFP) 赤かぶ
2. taked4700[6756] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月09日 10:11:26 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[6]
オーストラリアの周辺には海溝があります。海溝部でプレートが沈み込んでいるはずで、熱水が海底から上がってきて、それが海面温度を高めているのです。プレートが動くことで大地震も火山噴火も起こります。温暖化とか異常な高温は、ある意味、寒冷化の途上で発生する一時的な現象です。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/365.html#c2
[自然災害22] 2018年1月、日本全国の震度1以上地震の半数が関東に集中!M7が切迫しているのでは? taked4700
5. taked4700[6757] dGFrZWQ0NzAw 2018年1月09日 11:31:40 : XkAbgxLRyI : zjtgJgDYco4[7]
無学無識さん、ご返事ありがとうございました。とてもユニークなハンドル名ですね。何か、自分(taked4700)も、常に謙虚に考えるべきだと、こういった言葉を目にするたびに思ってしまいます。

>相模・武蔵地震や仁和地震についてどのようなものだったと思われるでしょうか。

相模武蔵地震と仁和地震についてですが、仁和地震についてはほとんどまったくと言っていいほど調べてません。また、詳細を想像したこともほとんどありませんので、多少は頭を絞った相模武蔵地震についてだけ、自分が思ってきたことを書かせていただきます。

ご紹介のあった「『日本三代実録』にみえる五大災害記事の特異性」を読ませていただいています。まだ半分も読めていないのですが、関東と言っても実際は関西を含んだ地域であるということが勉強になりました。

どの程度、お役にたつか分かりませんが、ともかく自分の考えを整理する意味もかねて、箇条書きをしてみます。

1.関西から関東にかけて大きな被害を出したということですから、M7を超えた大きさであるのでしょう。M9とされた311大地震が単独の地震ではなく、幾つかの固着域が連続的に壊れた地震であることから、同様に、伊勢原断層だけでなく幾つもの断層がほぼ同時に、または数時間とか1日程度の間隔をあけて連続的に破壊した地震であると思いました。

2.数十キロに渡る大きな破壊面での滑りが今で言う県単位で連続的に起こる、つまり、神奈川で伊勢原断層が滑り、それに続いて、ほぼ同規模の断層が埼玉県で破壊され、といった具合に山梨県とか滋賀県で断層が破壊されたということだと思います。

3.太平洋プレートの沈み込みは富士山あたりで150キロから200キロ程度の深さになっているはずです。2015年5月30日の小笠原諸島西方沖地震M8では震度5強を観測しましたが、震源深さは500キロはあった様子です。
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20150530202422.html
発生時刻 2015年5月30日 20時23分ごろ
震源地 小笠原諸島西方沖
緯度 北緯27.9度
経度 東経140.8度
深さ 590km
マグニチュード 8.5
震度5強
東京都 小笠原村 
神奈川県 二宮町

3.相模武蔵地震の原因というか、引き金を引いた地震が太平洋プレートの震度の深い地震で、震源が琵琶湖の東岸の地下200キロから300キロ程度であった可能性があると思います。
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=JAPAN_MAP&_period=7days&rn=14025
で見ると、能登半島の西側の青いドットと三重県沖の青いドットを結ぶ線は琵琶湖の東岸あたりを通ります。相模・武蔵地震はいわゆる異常震域の起こり方からして、琵琶湖あたりでの太平洋プレートの深発地震が引き金を引いた地震である可能性があると思います。
ただし、1586年天正地震は太平洋プレートの深発地震が琵琶湖あたりの地下深くであったための地震である可能性は小さいと思います。

4.相模武蔵地震前の富士山の大噴火は800年と864年です。 
富士山の噴火史
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%99%B4%E7%81%AB%E5%8F%B2
>800年?802年(延暦19年)
(旧暦)3月14日から4月18日にかけて噴火。延暦大噴火

>864年(貞観6年)
貞観大噴火 864年6月 - 866年初頭にかけて活動青木ヶ原溶岩を形成した噴火で、山頂から北西斜面約10Kmの(現在の長尾山)から大量の溶岩流出とスコリア噴火とを起こす。

これ以降の大噴火は
>1707年
12月16日(宝永4年)旧暦11月23日 宝永大噴火。火山爆発指数:VEI5
大量のスコリアと火山灰を噴出。この噴火は日本最大級の地震である宝永地震の49日後に始まり、江戸市中まで大量の火山灰を降下させる等特徴的な噴火であった。

でした。マグマの噴出量を見ると、どうも貞観噴火が最大で、800年以降の太平洋プレートの沈み込みが非常に活発であり、その869年貞観地震後、太平洋プレートの沈み込みが311大地震まで抑制されてきていると思います。311後は沈み込み抑制が解けているはずです。

5.富士山の864年貞観大噴火があったことから、878年相模武蔵地震は太平洋プレートの沈み込みの影響があったと考えることが可能だと思います。つまり、800年延暦大噴火以来、太平洋プレートの沈み込みが関東あたりで非常に活発で、その結果、鹿島第一海山あたりからの太平洋プレートからの西向き圧力が陸のプレートへ非常に大きくかかるようになり、その結果、878年相模武蔵地震が起こったという見立てです。

6.仮に太平洋プレートでの深発地震が最初に起こったとすると、それによる揺れは震度5から6程度のはずです。今の建物なら特に大きな被害はないレベルです。しかし、これによって太平洋スラブが落ち込み、それによって引く力が日本海溝南部へ強くかかります。その結果、陸域の活断層が一気に破壊されるのです。一気と言っても、数十はあると思われる断層が同時に破壊されるわけではなく、ある程度の時間差を置いて破壊されていくと思います。この結果、太平洋プレートが沈み込みやすくなり、太平洋プレートの深発地震が発生し、それがまた陸域での直下型地震を起こすという繰り返しされていくはずです。

7.2回目以降で太平洋プレートがすべる量は多分一回の地震に付き20cmとか50cm程度だと思います。ただ、それが何回も繰り返され、合計で10m程度は動いたのだと思います。仮に一回で50cmだと、20回太平洋プレートが動いたことになります。「2011 年東北地方太平洋沖地震が与えた衝撃」
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/happyo/2011/h23sp.pdf#search=%272011%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%8C%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%81%9F%E8%A1%9D%E6%92%83%27
の「表1.地震の大きさの概略」によると、滑り量が30cmでもM6規模です。

8.関東平野の下では、陸のプレートの下にフィリピン海プレート、さらにその下へ太平洋プレートがありますから、太平洋プレートの動きはフィリピン海プレートへ影響を与えたはずです。結果的に、フィリピン海プレートの沈み込みが起こったと思います。

9.「2つに裂けながら首都圏下に沈み込むフィリピン海プレート」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/122/3/122_122.Cover03_1/_pdf/-char/ja
にある2枚目の図の蛇紋岩化領域の西縁に沿ってフィリピン海プレートが沈み込み、その結果、例えば東京湾などでM7地震が起こったはずです。2枚目の図の「ピンク色の細い破線で囲んだ楕円」の領域などが相模武蔵地震で破壊されたと思います。

10.地表の揺れですが、太平洋プレートが動き、その上のフィリピン海プレートが動き、この二つの動きからその上の陸のプレートへ地震波が伝えられますから、地上で感じる地震波は相当に強いものになる場合があると思います。
311の6日後である2011年3月17日の高感度版 100トレース連続波形画像 24時間プレビュー
http://www.hinet.bosai.go.jp/mtrace/?tm=2011031712&pv=24H&eq=&LANG=ja
の分を見ても、まだまだかなり強い揺れが継続していることが分かりますが、相模・武蔵地震はこれに負けないほどの揺れの継続があったはずです。311のときは2011年3月の東日本の震央マップ
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/seismicity_map/entries_by_month?year=2011&month=3&area_type=japan_east
を見ても分かるように、陸域で数多くの地震が発生したわけではなく、海域での地震が多発して、その揺れが陸域で感じられていたわけです。しかし、相模武蔵地震は太平洋プレートが関東の地下で断続的に10m程度は動いた地震であり、フィリピン海プレートも同程度の距離ずれたはずです。更に、陸域で活断層が順次破壊されていったわけで、破壊された活断層の側は1995年兵庫県南部地震や2016年熊本地震の震源域と同じ程度には破壊が進むでしょうし、それ以外の地域も地震縦波による揺れが数日以上は継続するため、大きな被害を受けることになると思います。いわゆる面的に被災地域が広がり、それは神奈川県とか東京都、埼玉県と言った県レベルの広さを超えたものになると思います。

11.土丹と呼ばれる硬い地盤に首都圏の建物は基礎を置くことが多いようです。都庁が土丹に直接基礎を置いていますし、高層ビルの大部分も同様であると聞いています。都内の地盤について、以下の記事はタイトルが地中熱になっていますが、土丹のことが述べられているので、そこから引用します。

「都心での地中熱利用 小規模オフィスビルへの地中熱ヒートポンプシステムの導入ー」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjseg/51/6/51_265/_pdf
(*以下引用開始:)
都心(千代田区・中央区・港区)では,地形的に西側が山
の手の淀橋台(12.5万年前の最終間氷期に形成された下末
吉面と呼ばれる平坦面),東側が下町低地からなる.地中
熱ヒートポンプシステムで利用する地盤(150m程度の深さ
まで)に分布している地層は,全て第四紀層であるが,そ
れらの層相は変化に富んでいる.すなわち,下位に位置す
る地層は北多摩層(土丹層)と呼ばれる固結シルト層(層厚
は150m以上),東久留米層と呼ばれる砂層(層厚は都心部
で50m以下,港区の南部では欠如),舎人層と呼ばれるシ
ルト層,砂層,砂礫層の互層であり,これらはそれぞれが
整合関係にある更新世前期の地層である8)

遠藤ほか(1996)8)
によると,淀橋台ではこれら更新世前
期の地層と不整合の関係で,その上位に東京層と呼ばれる
砂礫層(東京礫層),シルト層,砂層が成層した地層が分布
する.この地層は更新世中期・後期に陸化した地域の一部
が浸食をされて形成された古東京湾の浅海に堆積したもの
である.この東京層の層厚は,代々木公園で実施された層
序試錐では,下位より砂礫層 5m,シルト層 2m,中粒砂
層10mとなっている.淀橋台では,東京層の上位に更新世
後期の関東ローム層が覆っている.関東ローム層の厚さは
2〜12m程度である.
一方,都心の下町低地でも,更新世前期の地層と不整合
の関係で,晴海層と呼ばれる,最下位に砂礫層,その上位
がシルト層と砂層の互層からなる地層が分布する.この晴
海層は時代的には東京層と同じ更新世中期・後期に堆積し
たものであり,層厚は最大40m程度である.下町低地では,
さらにこの後,更新世後期の最終氷河期に海面の大きな低
下に伴い陸化した東京湾周辺地域にできた河谷を,再び海
面が上昇した時期に埋積した堆積物からなる完新世の有楽
町層が分布している.有楽町層は下部のシルト層(厚さ10
〜40m)および上部の砂層(厚さ 5〜10m)からなる.
今回,地中熱交換井を掘削した千代田区一番町は,淀橋
台に位置し,ここでは関東ローム層の下位には,東京層が
分布し,不整合関係でその下位に更新世前期上総層群の舎
人層,東久留米層,北多摩層が分布する.地中熱交換井の
深さは75mであるので,ボアホールは舎人層の中部まで到
達し,東久留米層,北多摩層には届いていない.(*以上引用終わり)

問題は、土丹と言われる地層が「北多摩層(土丹層)と呼ばれる固結シルト層(層厚150m以上)」とされていることです。(ただし、以前自分が読んだものでは、層厚数メートル程度というものもあり、場所により相当に異なるのかも知れません。また、土丹を砂礫層が固まったものと説明してある文献もあったように記憶しています。)
なぜ、これが問題かというと、P波が増幅される(?)か何かして、非常に大振幅・短周期の縦波になり、それが建築物に致命的な被害を与えることがあるからです。いわゆるパンケーキ崩壊、層崩壊というものです。こういった被害について
「見落とされてきた破壊的鉛直地震動の現象とその特徴」
https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/happyou/thesises/2016/pdf04/20.pdf
などの論文が書かれ、その存在の指摘がされているのですが、土木学会や建築学会、地震学会などはほぼ無視の様子です。ともかく、大都市圏の地下で海のプレートが大きく動くという現象は日本だけでなく世界的に見ても今まで例がなく、縦波による被害予測が全くされていないと思います。もちろん、何万年という期間で見ればそういった地震は数多く起こってきたでしょうが、近代都市が成立したこの数百年では例がないという意味です。
ぜひ、https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/happyou/thesises/2016/pdf04/20.pdf に掲載されている阪神高速の柱の破壊状況を見てください。横揺れでは有り得ない被害であることがよく分かると思います。
パンケーキ崩壊は2016年の台湾での地震の際に、
https://www.google.co.jp/search?q=2016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%8D%97%E9%83%A8%E5%9C%B0%E9%9C%87&rlz=1C1FTJC_jaJP504JP504&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiyyc7A58nYAhXLyrwKHc7pBmwQ_AUIDCgD&biw=1024&bih=469
にあるようなビルの倒壊被害として観察されています。ただし、この時の台南市でのパンケーキ崩壊事例は6例ほどであったと報道されていたと思います。

かなり焦点のぼけた文章になってしまいました。ご紹介のあった「『日本三代実録』にみえる五大災害記事の特異性」をきちんと読ませていただいてから、改めてまたご返事を書こうと思います。

http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/352.html#c5

   

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