3. 2017年12月22日 23:12:11 : lKTy9liLcA : zH9ice3UDGc[1]
”生活保護カットをDNAとして持つ家系”
安倍社会保障切り下げで、57%の生活保護受給者が保護費削減になるという。自衛隊費増額や、米国ポンコツ武器・兵器購入費用に巨額資金が必要で、それに充当で国民生活関連各種予算が削減で、生活保護費削減もその一環である。かって、これに似た時代があった、1950年代後半の岸内閣の時代である。自衛隊創設に伴う軍事費を捻出するために、社会保障関連費用が徹底して低く抑えられ、とりわけ生活保護費など、目の敵にされた時代であった。身内に生活保護受給者がいると、担当社会福祉事務所の指示で、身内・近親・縁者が徹底して調べられ、生活保護受給者の面倒見ることを迫り、浮いた分だけ支給保護費のカットを狙った。これにやられたのが、人間裁判朝日訴訟の朝日茂さんであった。
担当の津山の福祉事務所が、満州引き上げで所在不明であった茂氏の兄を、あちこち手を回しついに探しだし、お前の弟は重症寝たきりで全額生活保護受けている、いくらでもええから弟に送金せよと、兄に迫った。兄も、オレも楽じゃあねえがそういわれちゃあ分かった、月に1500円送るよと、津山の弟へおくり出した。それまで身の回り品月600円で生活してた茂さんは、1500円もくれば,たまには旨んめえもんも食えることになったかというと、そうはならないかった。従来支給の身の回り品月600円は取り上げ、兄送金の600円で代替させる、残りの900円は支給保護費の内わけ分として、国が取り上げる。何のことはない、従来の600円が、兄送金の600円に入れかわっただけなのだ。
納得できないと、朝日茂さんが起こした裁判は、人間裁判として有名であるが、こうした社会保障費切り下げのは背景には、必ず軍事費拡大があることに、注目する必要ある。その上、こうした時代背景は、岸内閣の時代であったことを注目すべきだ。今また、妖怪の孫がオンナシことをやりだした、社会保障カットのDNAがこの家系には刻まれているようだ。安倍を1分1秒でも早く降ろさないと、生活保護受給者だけでねえ、国民はケツ毛まで剝かれることなるぞ。12月13日の伊方判決関連赤かぶサイトに、下記コメ掲載したので、本文と関連コメとして再掲する。
<戦後の名判決は、第一に1960年10月の、人間裁判朝日訴訟の東京地裁浅沼判決じゃろう。浅沼裁判長は、重症結核患者朝日茂氏が療養の岡山療養所まで、東京からわざわざ出向き、朝日さんの枕元まで行き、何故日用品費600円じゃあ不足で、1000円必要であるかを、本人から直接聞いた。裁判官のこげんな調査活動は前代未聞じゃったが、結果は原告朝日氏の完全勝利であった。浅沼判決は、戦後判例史でも燦然と輝き、今でもその価値はいささかも衰えてない>