13. 新共産主義クラブ[2900] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2017年1月10日 18:07:25 : EkXM3nFnp6 : zDAxYgq0Hj4[17]
>>10(補足)
> 「北方領土ビジネス」なるものが存在ししていて、そんなビジネスをやっている連中にとっては、ビジネスがいつまでも続くことが個別利益に適います。
> 北方領土問題が解決したり、元島民が自由に北方四島に行ってしまうと、自民党にとっても、「北方領土ビジネス」をやっている連中にとっても、困ったことになるのです。
> これまで、元島民らの北方四島への自由な訪問を拒んできたものは、ロシア政府ではなく、日本政府の外務省の建前論と、北方領土の返還を要求する団体だったと、私は思っています。
「じつは、「北方領土ビジネス」なるものが存在します。そんなビジネスをやっている連中にとっては、ビジネスがいつまでも続くことが個別利益に適います。たとえば、北方領土問題対策協会(北対協)にはいくらくらい金が出ているのでしょうか。」
(佐藤優)
「北方領土ビジネスというのは、領土問題が解決しないほうが都合がいいのです。自分たちの立場ば(ママ)守られますからね。はっきりいいますが、彼らは国民の税金を食い物にしているのです。」
(鈴木宗男)
── 鈴木宗男・佐藤優(著)『北方領土「特命交渉」』(講談社,2006年)より
■ 鈴木宗男・佐藤優(著)『北方領土「特命交渉」』(講談社,2006年)
【佐藤】 ここで一部からの反発をあえて覚悟してこれまで誰も踏み込まなかった問題に言及したいと思います。じつは、「北方領土ビジネス」なるものが存在します。そんなビジネスをやっている連中にとっては、ビジネスがいつまでも続くことが個別利益に適います。たとえば、北方領土問題対策協会(北対協)にはいくらくらい金が出ているのでしょうか。
【鈴木】 北対協のホームページによれば、2006(平成18)年度予算は10億17000(ママ)万円ということです。
ほかにも、外務省系として北方領土復帰期成同盟(北方同盟)がありますが、ここは2000(平成12)年10月に2100万円の使途不明金問題が発覚しています。また、北方領土対策本部という部署もありますが、どこも億単位の予算がついている。
【佐藤】 そうした団体には北海道庁から役人が天下り、研究会と称したことをやっていますが、どこまで役に立っているかわかりません。
【鈴木】 北方領土ビジネスというのは、領土問題が解決しないほうが都合がいいのです。自分たちの立場ば(ママ)守られますからね。
返還運動に関わっている北方領土返還要求運動連絡協議会(北連協)の事務局長である児玉泰子(こだま・やすこ)さんや、すでに何度も名前のあがっている青山学院大学の袴田茂樹教授も同じです。
はっきりいいますが、彼らは国民の税金を食い物にしているのです。
【佐藤】 児玉さんや袴田さんの運動によって、北方領土交渉が前進したことがあるのでしょうか。
【鈴木】 何ひとつありません。彼らにとって、自分たちの仕事が続くためには、北方領土問題が解決してもらっては困るのです。
したがって、ことあるごとに問題を起こして交渉の妨害を企てる。トラブルメーカーのようなものですね。
◇『北方領土 特命交渉』鈴木宗男、佐藤優(講談社、2006年/講談社+α文庫、2007年)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062136662
http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100308/p3
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/812.html#c13