9. 2016年12月31日 11:41:19 : esmsVHFkrM : Z3UQbl@PdwA[544]
奥野をは自滅する日本の保守派は、戦前右翼ファシズム日本の非人道的な権力犯罪や戦争犯罪を指摘されるたびに、日本側の文書証拠がないと言い張り、「我が国に正義はあった」と主張するが、その日本側の文書証拠がないのは、彼ら自身が今日を予期してかその犯罪証拠となる大量の政府公文書を焼却隠滅したからだ。
敗戦のドサクサに政府、軍が組織的に公文書を大量隠滅した。陸海軍の中央機関、政府の各省庁、市町村の役所役場に至るまで軍事関係の文書の焼却が命じられた。
一番徹底した陸軍においては、8月15日の敗戦直前に参謀本部総務課長および陸軍省高級副官命令で全陸軍部隊に対して機密書類焼却の命令が発出された。軍部からは各新聞社に対してまで戦争関連の記録写真を焼却すべしとの圧力が加えられている。
外務省においては早くも8月7日に「じゅうぶん早きにおよんで全部を焼却す」なる方針が示され「極秘記録」を始めとする外交記録の多くを「非常焼却」した。
内務省においては戦時中の言論・思想・報道統制と弾圧の当事者であっただけあって公文書焼却に必死だった。当時官房文書課事務官であった大山正は、「内務省の文書を全部焼くようにという命令が出まして、後になってどういう人にどういう迷惑がかかるかわからないから、選択なしに全部燃やせということで、内務省の裏庭で、三日三晩炎々と夜空を焦がして燃やしました」と回想している(吉田裕「敗戦前後における公文書の焼却と隠滅」(「現代歴史学と戦争責任」青木書店1997年))。
投稿に指摘された、戦時中の内務省官僚(鹿児島での特高課長経験もあり)で戦後自民党有力政治家となった奥野誠亮は「戦犯にかかる恐れのあるような書類は処分しろと・・・・・・私も戦犯にされるおそれのあるような公文書を処理しろと指令を書きました。(中略)私も直接、名古屋の中部地方総監へ行きました。公文書を焼けといったものだから、方々から炎がいっぱい上がっていましたね。」と回想している(奥野誠亮「派によらず、義を忘れず − 奥野誠亮回顧録」PHP研究所2002年)。
日本の保守派とは、その主張する「戦前の日本は悪くない」とは、結局、自分でその証拠を隠滅しておきながら、「証拠がないから私は悪くない」と言い張る容疑者とその噴飯ものの愚かな強弁だということだ。
恥を知れ、保守右翼、日本のクズ。