18. 2018年10月01日 09:11:28 : Zhqf7oElYs : yWhOGKDQIqI[1]
”米軍沖縄撤退のタイムスケジュールの始動”
40万近い得票で圧勝した玉城氏だが、大変な課題を背負うことになった。米軍沖縄撤退である、重荷だがこの問題は避けるわけには行かない、誰かやるきゃあないが、これが出来るんは玉城氏おいて他にはいないだろう。一気に撤退までいかなくとも、撤退をタイムスケジュールに乗せること、これは新知事玉城氏にかせられた重大な使命だ。沖縄経済発展・県民所得2倍化3倍化も新知事の必須課題じゃが、同時に撤退をタイムスケジュールのレール作りも、車の両輪として避けられない。そのためには、新知事は万国津梁会議を立ち上げるそうだが、同時に米軍撤退プロジェクトチームを是非組織すべきだ。そのプロジェクトチームの人選は、現今可能望み得る限りのベストの人材を配置したらよい。ウチナハに限らず、広く島外まで募る、場合によっては海外へも手を拡げる。ベストのチームを組織すれば、発信力は相当となるよ。米軍沖縄撤退は確かに国の専管事項だが、新知事が政府やワシントンにジャンジャン発信していけば、必ず事態は動く。
これに関連して、仮定のプロジェクトチームの提起したわけだが、先走りかもだが、チームは検討事項の1つとして、米軍の論理と行動を深く分析や開析すべきだ。この点では、1984 年11 月に当時の国防長官のワインバーガーは重要な演説したが、十分留意すべきだ。ワシントンのナショナルプレスクラブでなされたその歴史的な演説の中で、長官は米軍の「戦闘における必要条件」として、アメリカ軍の戦闘活動を必要とする状況、条件、必要条件を6 つ明確に示した。これは、現在まで踏襲されてるから、その6つを示す。
@アメリカにとって非常に重要な事柄が危機に直面しているとき
A勝利するために必要なだけの軍を送り込む覚悟ができるほど、問題がアメリカ とその同盟国にとって重要であるとき
B我々が達成しなければならない政治的・軍事的目的が明確であること
Cアメリカが目的を達成するためにはどうしても軍の力が必要である、という評 価を下したとき
Dアメリカ国民の支持がほどほどに確実であること
Eアメリカ軍が最後の手段としてのみ、戦闘体制に入ること。
上記のワインバーガーについて広田秀樹氏は次のように指摘してる。「新しい軍事力が構築された場合、多くの人々はそれを活用してみたいという気持ちにかりたてられるものである。しかし私は、はっきりとした目的があり、またそれが達成できる場合にのみ、できるだけ迅速に目的を果たすのに必要なだけの規模で活用することが重要だ、と感じてきた。軍事的な行動に出るのは、他の全ての努力が尽くされ、それらが全て失敗したときにのみに行使される最終手段でなくてはならない。また軍事力は、国家の重要問題に関わる時以外には絶対に使用してはならない」(出所:長岡大学 研究論叢 第10 号 2012 年7 月、広田秀樹論文)。新知事への プロジェクトチーム作りの推奨と米軍沖縄撤退問題から、多少ズレてきてしまったが、要はアメリカ国内の世論の動向が、撤退問題の要である事だ。新知事は、アメリカの世論を動かせば、必ず事態は新たな展開を示す。勝利の美酒とカチャーシャーで暫らくは疲れを癒して、是非新たな始動を期待したい。票投じた40万ウチナンチューが背後にいる。