6. 母系社会[1290] leqMbo7Qie8 2017年2月25日 19:19:41 : H9yUQpcQpU : YqRNSmXpxeA[1]
●地震も怖いが噴火も怖い。
日本では平均で、6000年に1回程度の頻度で「破局噴火」が起きてきたらしいが、前回の「破局噴火」から既に、7300年が過ぎたというのだ。
約7300年前、南九州の硫黄島南西の海底にある「鬼界カルデラ」の「破局噴火」では、火砕流が海を越えて半径100kmも流れ、鹿児島県南部を襲い、南九州から四国に居住していた縄文人を全滅させ、約1000年間、無人の荒野にしたと言う。
この超巨大噴火で放出された火山灰は、大分で50cm、大阪20cm、関東でも10cm程度は積もったのだが、この「破局噴火」から既に、約7300年も経過している。
だから、日本は<いつ「破局噴火」が起きても不思議ではない>危険な期間に突入している。
●日本のどこかで、再び「破局噴火」が起きる可能性が否定できなくなった場合、その地の周辺住民の一部はしばらく、他国に移住するしかない事態に陥るかもしれない。
つまり、「破局噴火」が予見されるようになったら、その程度により、数百万人とか、あるいは1千万人以上もの日本人は、世界各地に移住するしか、生き延びれない事態となる可能性がある。
その場合、現在のように各国が独自に武装して、毎日24時間、軍人たちが他国からの奇襲攻撃を警戒して見張っていなければならないような「主権国家体制」では、移住者が多すぎるとかの理由で、移住を拒否される可能性がある。
また、移住までする必要が無い場合でも、火山灰で日本の農業は、ほぼ壊滅状態になるので、食料等の援助は必要となるが、「破局噴火」の場合、全地球規模で数年間は気温低下が起こり、各地で食料が不足する可能性がある。
●だから、「破局噴火」で農業が壊滅した日本で極端な飢餓が起きても、現状の「主権国家体制」=「資本主義体制」では、各国は自国を優先し、日本は見捨てられる可能性もある。
それで、国連を強化して国連をベースに人類の統一国家を創るか、あるいは、EUのような各地域にある政治的・経済的な地域共同体を合体させて、人類の統一国家を創るのか、その方法については別にして、とにかく一日も早く「世界政府」を樹立する努力をすべきである。
「世界政府」の強力な指導で、日本人が世界各地に安全に移住したり、支援されたりする世界体制が、是非とも必要だからである。
★つまり、日本には中国や南北朝鮮、ロシアなどの周辺国と「ケンカ」をしているような余裕など全く無い。
米国はもちろんだが、特に国土が広い中国やロシアには、世話にならなければならなくなる可能性が高い。
だから、現在のように、周辺国と「ケンカ」をしている状態を続けていたら、周辺国には移住ができず、日本人は世界中に、バラバラの状態で離散するしかないだろう。そうなれば、移住者は現地で、非常に弱い立場=二級国民に陥る可能性が高い。
●そもそも地球は、その表面も地下も全て全人類の共有財産にすべきものであるから、その一部であれ、個人や企業、国家が独占的に所有すべきではない。
そもそも、尖閣や北方領土、竹島が、どちらの国の領土かで争うこと自体が、現在の人類が、まだまだ「幼稚な段階」にあることの証拠である。
こうした領土争いが起こるのは、現在のナショナリズム・民族主義に基づく「主権国家体制」を絶対化して問題を考えるからであり、たかだか200年〜300年ぐらいの歴史しかない「主権国家体制」を廃止すれば、起きない争いである。
だから、人類は、現在の「主権国家体制」=「資本主義体制」を一日も早く克服して世界の統一を実現し、地球を全人類の共有財産とする人類の「統一国家」を建設すべきだ。
特に、日本のような自然災害が多発する国の国民は、現在の「主権国家体制」を廃止し、世界を一元的に管理・統制する「世界政府」の樹立に努力すべきだろう。
カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130314.html
主権国家体制
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E6%A8%A9%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E4%BD%93%E5%88%B6