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藤井氏再選、市民から一定の信任 求心力維持が課題 美濃加茂市長選
2017/1/30 4:00 日本経済新聞
逆転有罪判決の前市長に市民が下した判断は「続投」だった。29日、岐阜県美濃加茂市長選で再選した藤井浩人前市長(32)は、市民から一定の信任を得たといえる。「被告人市長」としての立場が続く中、求心力を維持できるかが問われそうだ。
今回の出直し選が「異例」だったのは、「裁判を闘いながら、市長職を続けることの是非」を争点にした点だ。
市民税10%減税の恒久化を掲げた河村たかし名古屋市長、「大阪都構想」実現を目指した橋下徹前大阪市長……。自身の看板政策を推し進める起爆剤として、仕掛けるケースが多い過去の出直し選と比べても、政策論争に欠けた今回は大きく異なっていた。選挙への税金投入で、「市政の私物化」「選挙で政策を論じ、司法の場で無罪を主張するのが本来の姿」との批判が選挙戦で出たのも事実だ。
それでも藤井氏が再選した要因は、各政党が候補者擁立を見送ったことで、選挙戦を有利に戦えたことがあげられる。逮捕後、保釈を求める2万人以上の署名が集まるなど「地元での根強い人気」(県議)も追い風になったとみられる。その結果、選挙で身の潔白を訴え、信任を得るという戦略が奏功したようだ。
(名古屋支社 江藤俊也)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD26H0P_Z20C17A1CN8000/
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/804.html#c10