9. 2018年8月18日 13:42:40 : 6kMfuEz8wA : YiIX3jSzD8U[1]
>>7
恐慌の話は後にするとして、まずは
これからの時代に【基軸通貨】というものが必要なのか?
というところで、この【基軸通貨】から【基軸】をはずして
【通貨】というものが必要なのか?
と言うところから考えてみたほうがいい。
実を言うと、効率だけから見れば、物々交換が最も効率はいい。
取引の間に余計な鉱物や紙を挟まなくてもいいからだ。
だが誰も効率を気にしない。それはなぜかと言うと、ゴロゴロと
巨大コンテナ冷蔵庫を運びながら生活するのは、面倒くさいからだ。
だから、取引の回数を往復でプラス3回多くしても、通貨を使う。
そして、なぜ基軸通貨、などという物を使うようになったのかと言うと、
通貨の数は、少なければ少ないほど便利という、欲求があるからだ。
クレジットカードの枚数は、少なければ少ないほどいいと感じるのと同じだ。
だが、1度1社のクレジットカードに収束してしまうと、その唯一クレジットカード会社は、必ず法外な要求をしだしたり、滅茶苦茶な経営をしだす。もう他にカード会社はないからだ。
それがドル支配と言われているものだ。カード会社は、公平・公正でなければならないのだが、世の中に公平・公正などない。蓋を開けてみれば皆不公正だ。だから、基軸通貨は度々捨てられる。
基軸通貨が捨てられても、通貨がないと上記のように困るので、独自通貨が発行される。そうすると、独自通貨が増える。独自通貨が増えると面倒なので、基軸通貨に収束する。ということを繰り返すことになる。
この辺は、たとえドルがポイントになっても同じ。今は基軸ドルカード会社が滅茶苦茶な経営ばかりしてきたので、捨てられそうになって、色々無駄な努力をしている段階だ。
基軸通貨の話とは別に、恐慌とは何かと言うと、字面が恐ろしいので恐いことのように錯覚している人が多いが、要するに景気後退のことだ。
まあ確かに経済主体としては、景気後退は恐ろしいのだろう。
(日本のように、20年来景気後退している社会にとっては、本当に恐ろしいのかどうかよく解らないが。)
資本主義社会である以上、景気後退は必ず起きる。景気後退する理由にはいくつかあるが、大まかに言えば、お金の必要があるところから、お金の必要がないところにお金の移動が完了することで起きる。
もうそれ以上、お金は動かないので景気が後退する。すなわち、恐慌が起きるのだ。
だから、そろそろ恐慌が起きるというのは間違いではない。もうそろそろ、お金の移動が完了するからだ。
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