25. おじゃま一郎[6453] gqiCtoLhgtyI6phZ 2017年11月21日 09:58:59 : CtszRe4svw : ygXKh0JDKa0[5]
中国の一帯一路構想に対し、安部首相はインド太平洋構想を
持っている。これは中国、ロシアを除くアジアの自由主義沿岸諸国間の
経済圏構築構想であり、TPPがその一部である。この構想はかつて
戦前の大東亜共栄圏に近いもので、将来的なアジア圏の多国間
安全保障につながる。
中国の中国の一帯一路は、ヨーロッパ、ロシア、中央アジアを
結ぶ構想であり、ロシアプーチンのユーラシア大陸構想に近い。
しかし、ネックとなるのがイスラムの影響が強い中央アジア諸国である。
これらの国はGDPが低い、いわゆる低開発国でほとんどがIMF14条と
みなされている国で、開かれた国とはいえない。
ここを市場と見ても、開発に長期の年月を要するだろう。
主な投資元が中国と言う共産国家であることが、この構想の崩壊に
つながるリスクが高い。
一方、インド太平洋構想は、自由主義国家で、沿岸国のため港湾設備
があり、貿易取引も盛んであるので、これらの国との経済連携は容易であろう。
とくにGDPが世界の6位で、核保有国インドを取り込めるのが大きい。