9. 2017年5月19日 19:49:34 : Domrd1raz2 : YFXR@8S03EQ[1]
チェルノブイリ原発事故の影響を調査した、かの長崎大学の論文では、18−51%の子どもたちに、甲状腺腫が見られた、と報告されている。(福島県や世田谷区の場合、ヨウ素欠乏による要因は除外できると思う。)
> Prevalence of goiter and urinary iodine excretion levels in children around Chernobyl.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9329381
だから、たとえ、半分以上が甲状腺腫と診断されたとしても、驚くべきことではない。
触診と言う方法も、ベテランの先生が行えば、必ずしも不正確で、誤診が起き、信頼性がないと言うことでは全くない。
最終的な甲状腺腫の診断は、上の論文で述べているように、超音波検査を行って、一定の要件が満たされれば、下されることになる。
確か、世田谷区の区長は、社会党系の人だったはず、何故、正確な情報を開示しようと動かないのか?
ヤブロコフ博士の「チェルノブイリ」には、1988年までは、子どもにおける甲状腺腫は、皆無だったけれど、1995年には、千人あたり12−3人の子どもに、甲状腺腫が見られた、と報告されている。
更にホメリなどの汚染地域では、30−40%以上の子どもたちに、腫れた甲状腺(甲状腺腫)が、見られた、と述べている。
> Cases of goiter, children:
Up to 1988: not found
Years 1994–1995: 12–13 per 1,000
> In Gomel Province, which was one of
the most contaminated, more than 40% of the
children examined in 1993 had enlarged thyroid
glands.Here endemic goiter increased sevenfold
from 1985 to 1993
> Screening of 328 children ages 11 to 14
years in Khoiniky City, Gomel Province, in
1998 revealed that 30% had enlarged thyroid
glands (Drozd, 2002).
放射線被曝による、子どもの甲状腺障害は、福島県に限定された問題ではないことが明らかになってくる。
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/142.html#c9