27. 2018年3月28日 10:47:26 : gtXyzGLULc : XZ@mObuHieA[1]
本来の被ばく線量である年1mSvの基準は
0.19 μSv/h × (8h+ 0.4×16h) × 365 day = 998.64 ≒ 1 mSv/年
# 0.19 μSv/h 事故由来の放射線量
# 8h 屋外で過ごす時間
# 0.4×16h 遮蔽効果(0.4倍)のある屋内で過ごす時間
として算出したようです。つまり、時間当たりの線量は、自然放射線分の 0.04
を加えて
0.19 + 0.04 = 0.34 μSv/h
また、年20mSvという基準は、ICRP(国際放射線防護委員会)がテロや事故の緊急時
の目安として立てた年20〜100 mSv からきているんでしょう。
原子力規制委員会は、2013年11月
「年間の追加被ばく線量が20ミリシーベルト以下であれば健康に大きな影響はない」
と言いい、日本医師会も
「(年20ミリシーベルトが健康を害するというには)科学的根拠が無い」
と援護射撃する。
そして政府は、本来「年間1mSv以下」に抑えるべきとされていた被ばく量を、大人子供
の区別なく、なし崩しに「20mSv」にまで引き上げてしまった。
(緊急事態のはずなのに、原発事故の収束宣言まで出てきた!)
菅政権の内閣官房参与であった小佐古教授これに抗議して辞意を表明した。
「(年20ミリは)とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。
自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ。
通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」
問題は、この年間 20 mSv。これが「健康に大きな影響はない」というのは、十分な
調査研究の結論とは認め難い。「科学的根拠が無い」ことだと思います。
小佐古教授は、科学的知見と、己が人生観世界観を分裂させなかった科学者であった。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/550.html#c27