50. ピッコ[1352] g3ODYoNS 2017年7月15日 07:56:55 : QzDxjtzEjo : xX@MLSENvy0[1]
>(朝日新聞社説)民進党 勘違いしていませんか
「共謀罪」法や加計、森友学園の問題などで、民進党が安倍政権を問いただす役割を担ってきたのは確かだ。なのになぜ、野党第1党の民進党が、政権の受け皿として認知されないのか。 なし崩しの原発回帰を進める安倍政権に対し、民進党が脱原発依存の旗を高く掲げれば、鮮明な対立軸を示せるはずだ。
> 金子勝「朝日の昨日の社説はよかった」
日本人の判断力の低下は「真相究明」のジャーナリズムの世界にも及ぶ。 なし崩しの原発回帰を進める安倍政権に対し、民進党が脱原発依存の旗を高く掲げ、自民党との鮮明な対立軸を示せば、民進党が国民から「政権の受け皿」として認知されるようになると、この人たちは本気で思っているのだろうか? 「なし崩しの原発回帰を進める安倍政権」「特定秘密保護法、安保法、共謀罪法など、国民の大多数が慎重意見なのに、説明責任を果たさないまま数の力で強引に決めてきた安倍政権」を4年半もの間、国民は60パーセント前後の高支持率で支えてきたことをどう思っているのだろうか? 「原発の即刻停止」と、脱原発依存の旗を高く掲げているにもかかわらず、共産党や社民党の支持率が伸び悩むのはなぜか? ちょっと考えただけでも、朝日の社説が言っていることに説得力がないことは明らかだ。 朝日新聞も、金子勝も、国民を叩くわけにはいかないので(叩けば都議会選挙で国民に向かって「あんな人たち」と言って国民の反感を買った安倍晋三と同じ立場になる)、代わりに立場の弱い民進党を叩いて偉そうに振る舞っているのだ。 民進党が「政権の受け皿」になっていない理由はただ一つ、国民が「民進党は経済に弱い」といった誤った認識をしているからだ。 安倍政権になって株価が急激に上がったことがその主な原因だ。 国民はそこしか見ていない。 第2次安倍政権発足以来、政府と黒田日銀がタッグを組み史上最大規模の金融緩和を行い、円の価値を落として見せかけの株高、企業収益の向上を演出している。 株式市場では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が年金保険料の積立金で現在約30兆円の日本株を買い、安倍政権のひものような黒田日銀は、株が下がらないように年6兆円のペースで上場投資信託(ETF)を買い、日銀が実質的な大株主になる企業が増加しているという。 ユニクロを経営するファーストリテイリングでは、日銀の保有率が今年末に14.4%に到達して、会長兼社長の柳井正氏に次ぐ第2位の大株主となる見込み。 こういった異常な状況を、一般国民は「異常」とは捉えていないのだ。 ジャーナリズムが安倍政権に忖度して、4年半も経った安倍政権の経済政策は今どういう状況なのか、おかしなことが行われていないか、国民に分かりやすく知らせようとしないことが原因だ。 この点で、映像と音声付きで「わかりやすい」メディアであるテレビ、特に国民からの信頼度が一番大きい公共放送NHKの責任放棄は重大だ。 国民の判断を誤らせる最大原因となっている。
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/140.html#c50