6. 2019年1月25日 10:47:41 : kzu2sxYYqU : xwtAOfYE4WM[1]
マーガリンが毒物のように語られているが、それは大きな間違いだ。
asyuraでも相当マーガリンの危険性の記事が記載されているが、マーガリンの危険性は
科学的エビデンスがない。ほとんどデマだといっていい。
マーガリンの水素添加は添加物として水素を加えているのではなくて触媒として作用
して分子構造が変化するものだ。食品添加物という意味ではない。
そしてマーガリンは放置してもカビないのではなく、酸化に強いから放置しても変化
しにくいというのが事実だ。安定して酸化しない油というのは実はかなり優秀な油だ。
多くの食用油は放置すれば酸化して腐敗が進むからだ。
だから体に必須の栄養素であり、栄養素として他の食用油との比で1:1で取るべきだ
とされている。この種の栄養素を取らないと逆に健康被害を引き起こす。
そもそも水素が添加されて触媒で分子構造が変化しているということは酸化ではなく
還元しているのだ。そしてこの触媒のメカニズムは植物の光合成においても大きな
役割を持つものだ。普段から我々は炭水化物を食べておりこれは植物の光合成に
よる所が大きいのだが、現実には化学合成というイメージとは程遠いものだ。
トランス脂肪酸と呼ばれるような固形の油は豚肉や牛肉にも含まれている。これは
家畜の体内の微生物により生成されるものが体に蓄積したもの。動物の体はこの種の
油を積極的に体内に取り込んでいる。これは必要だから体が取り込んでいるものだ。
だからマーガリンを絶っても肉食を止めなければ心臓疾患は減らない。マーガリンを
やめてバターやラード油を大量に摂取すれば安全だからよいのかというとそうではない。
こうした油がコレステロールを運ぶので大量摂取は心臓疾患をさらに増し逆に危険だ。
米国FDAが問題視しているのは欧米の食生活が元々肉食中心であり、その上でバターや
マーガリンなどの油を摂取するために心臓疾患のリスクが上昇しているものだといえる。
肉食の食生活なのでマーガリンからバターに変えても心臓疾患リスク上昇は避けられないものだ。
日本人は肉を食べない人も多いのでマーガリンの健康リスクは小さい。ただそれだけだ。
それに石灰化はコレステロールで血管内が詰まった状態で高齢者の骨粗しょう症を防ぐ
為にカルシウムサプリメントを大量に投与するから血管内の石灰化が生じる。
マーガリンそのものを排除してもコレステロールが高い肉食を減らさない限り血管内の
コレステロール蓄積とその石灰化は減らない。
食べ過ぎて高コレステロールとなり心臓疾患のリスクを上昇させるという恐れはあるが
マーガリンそのものが毒であるという科学的根拠はない。
低コレステロール食を続けてトランス脂肪酸を取らない食生活の方が逆にがんになりやすいし、当方は水虫に悩まされていてマーガリンを食べるようになり症状が改善した。
皮膚の脂肪腫の症状となり100%健康志向の食用油だけの生活からマーガリンを食べる
ように切替えてから腫瘍がだんだん小さくなってゆく事に気付いた。
このとき始めてマーガリン悪玉説はデマだと痛感した。