4. 2017年8月15日 16:14:10 : QKFxV5hn1k : xvNFRihb6iI[1]
日々雑感氏>「国家戦略特区という国会審議を飛ばして官邸が好き放題に何でもできるような仕組みを作って」
国民・大衆は、負け続けていいのか
現代の民主制国家つうんは、30年代大恐慌の反省経て、資本主義的な自由放任やりたい放題をある程度抑えて、ニューデイール的な色合いを加味した福祉国家路線を基調に、戦後はやってきたわけだ。30年代のグラス・ステイーガル法みてえな、金融や資本の手を縛り、労働者保護的な、無数の規制で大衆の暮らしは守られてきたわけだ。これに対し、20世紀後半から資本の側からの猛反撃が始まり、メデイアやマスコミも巻き込み、”規制緩和”とか”新自由主義”とかの猛宣伝が効いて、国民・労働者大衆側も何かええことあるかの錯覚に取り込まれ、最早現状は福祉国家的な色合いは形骸だけだな。我が国でも、多くの労働者は、非正規・派遣・契約・パート等の名の下、無権利で、夜も寝ないで働らかせられる場面も多く、マルクスが描いた英産業革命期の悲惨な労働環境でさえも見られなかったような、過労死続発の労働現場つうか社会状況となっている。
要するに、資本の側が勝ちを収め、労働側は追い込まれてきたわけだ。その勝ちを収めた資本側は、ドット・フランク法とか僅かに残った”規制”にも攻撃加え、規制を福祉国家の残滓としてポイステすべく、その口実となってきたのが”岩盤規制”とか ”国家戦略特区”とかのフレーズなんだ。こうした資本の側の論理が、貫徹し最終勝利収めた暁には、労働者・国民はケツ毛まで抜かれ、ペンペン草食いながらのスッピン暮らしを余儀なくされるよ。銚子市民も、市財政資金の殆どを加計に持っていかれ、酷ええことになりそうだし、今治もおんなしことになりそうだな。小泉の規制緩和ちゅう名目の郵政民営化も、郵貯簡保つう貴重な国民の資産が、何千億・何兆とすっかりゲエコクに食い物にされ、ナンダ!コレハ!コンナハズデハ!と、ちゅうアンベエだ。資本側は巧妙で、大手門からだけでなく、搦め手からとか、小泉使ったり、今また厚化粧女をお色直しさせてアタシドーヨちゅうアンベエに繰り出し、興奮するもんが多いんが現状だ。
今国民は、”国家戦略特区”とかの擬似餌をヨーケ直視すべきだ。