12. 2018年1月06日 23:44:19 : qTE53aDFwU : XPRVvRXUrgw[1]
英国の命の下にその「清」を潰すために画策したのも戦前の大日本帝国政府であった。辛亥革命を組織した孫文を長期間国内に匿い米国と共に孫文への資金援助を行った。そして止めは日清戦争であろう。日清戦争での敗北で清朝から人心は離れ実質的には清朝の命運に止めが刺されたわけであり、その後の清朝の歴史はゾンビの歴史と言える。
同じパターンは日露戦争でも繰り返された。日露戦争での敗北さえなければ第一次大戦中にロシアは革命には至らず、ドイツは東西から挟み撃ちされて大敗北を喫していたであろう。その後にヒットラーが政権を取る事もなかったし第二次大戦もなかったかも知れない。
いずれにせよ、英国の意図とは言え一時は政策として清朝を潰す策略に加担しておきながら、今度は清朝の末裔を助ける。何とも皮肉な話である。
226事件を起こした陸軍将校にしても、自分たちを苦しめていた相手が誰であったのか本当に認識できていたのか。蟹工船を読むと経営側だけでなく海軍将兵も貧しい労働者を痛めつけていた。戦前の陸軍と海軍の仲が悪かったのもその辺に原因があるのではないか。
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